アニメ『Go！Go！家電男子』（ポニーキャニオン）シーズン1+THE MOVIEコンプリート2枚組DVD発売記念イベントが7日、都内で開かれ人気声優・花澤香菜、俳優・中山祐一朗、浜野謙太が、イベント前に囲み会見を開いた。
『秘密結社 鷹の爪』のDLEが制作。ひかりTVで放送された話題の1分間Flashアニメ。イマドキの家電男子であるレンジろう（松居大悟）、ポットン（中山）、ドラム（浜野）の将来に漠然と不安を抱えながらも、どこかのんきな3人の日常生活を描く会話劇コメディ。花澤は、ドライヤーのドライヤンナ役を演じた。シーズン1全78話とアニメーションと実写が融合した新感覚の劇場版映画が2枚組のDVDとして発売となったことを記念してのもの。
夏という季節に合わせ3人とも浴衣姿で登場。とくに花澤は、花柄の入った可愛らしいもので現れることに。見どころを問われると「ゆる―く楽しめるというかですね。映画もまったく疲れたりしない。そっちの方向に振り切れています。そこがいいと思います」（中山）、「1話1話凝って作られていますけど、本当にゆるく見られる。ぶっ続けで観て頂いても楽しめると思います。いろんな役をやらせて頂いているので楽しんで頂ければ」（花澤）、「ちゃんと観ると大きなストーリーが出てきてちょっと感動しました」（浜野）とそれぞれアピール。
とにかく花澤は出演する女性キャラを全部やったそうだが、「本当に1人で女子の役を全部やらせていただいたのですが、滅多にやらせていただく機会はないので楽しんでやらせていただきました」と、笑み。ちなみに映画のダンスシーンについては、浜野は「花澤さんのダンスやらされている感はすごかった」と、明かすこともあり、その花澤に報道陣から実演のリクエストも飛び、驚きの表情を浮かべたものの、音源がなかったため実演とはならなかった。
役作りについては、花澤は「ドライヤンナちゃんのために、自分のうちのドライヤーで風量を確認して利用しました。ブオーンっていうセリフがあるんですが、あれをどのくらいでやるとか、スイッチ入れたらボーっと声を出るように意識してたかな」と、プロ意識をチラリ。一方、迷いがあったという2人は感心しながら聞き入る様子もあった。
話題は本作にかけ、中山と浜野がどんな“男子”かということに向くと、中山が浜野へ「ちっさカワイイ男子かな」というと、浜野は自分のことを「インスタグラム男子…といか、自撮り男子かな」と形容すると、花澤にそんな男子はどうかと振られ、「自撮り男子は前向きでいいと思います」と、いきなりの振りに少々戸惑いながら答えていた。
また、最近ほしい家電を問われた花澤。「美顔ローラーの暖かくなるやつを買いました。今暑くてできませんけど。ほしいのはエアアイロンです。髪が入って、はずすとクルクルになっているというあれはいいなと思っています。いつかそういうセリフが来るかも」と、思い浮かべる一幕も。
ほかにも、本日浴衣を着ていることにかけて、浴衣にまつわるエピソードで、花澤は、「高校生のときに、夏祭りでかき氷を売るアルバイトをしていました。それで、バイトいけるんじゃないかと勘違いしてしまって、その後、ファーストフード店で働いたら使い物にならなくてすぐシフトから外されてしまいました」と、苦笑いしながら思い出を語っていた。
花澤から「アニメの方は共感する部分は分かるなというのがあると思いますので友達と笑いながら観てほしいなというのと、劇場はまさか実写で出演すると思っていませんでしたので、ゆるい感じを観て頂ければと思っています」とPRしていた、アニメ『Go！Go！家電男子』（ポニーキャニオン）シーズン1+THE MOVIEコンプリートは5000円（税抜）で好評発売中！
※イベント本稿はコチラ（人気声優・花澤香菜 “花澤無双”回を生台本読み！観客がスタンディングオベーション）
