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KinKi Kids 初映画吹替会見軽快やりとりコメント完全再現!光一 剛が許せない発言!?

KinKi Kids 初映画吹替会見軽快やりとりコメント完全再現!光一 剛が許せない発言!?
映画『ラッシュ/プライドと友情』にKinKi Kidsが登場した

 人気デュオ『KinKi Kids』の堂本剛(34)と堂本光一(34)が6日、都内スタジオで映画『ラッシュ/プライドと友情』日本語版アフレコを行った。

 1976年、F1黄金時代、直感型のドライビングテクで才能を発揮するジェームス・ハント(マクラーレン)と冷静でコンピュータのようなレース運びを誇るニキ・ラウダ(フェラーリ)、2人の天才レーサーのトップ争いを描いた作品。ハントを光一が、ラウダを剛が声を当てることとなり、2人が映画の吹き替え声優を務めるのは本作が初となる。

 カジュアルな装いで現れた2人。対照的な人物を軽く皮肉を言い合いながらも、信頼を寄せる姿を声に乗せる様子を見せつつアフレコを進行させた。

 ■以下、会見全文
 ○アフレコは映画で初めて?
 光一「僕はアニメの方はあったんですけど、映画は初めてですね。やっぱりアニメとは違って人間に当てるということが初めてだった。外国の方の演技に合わせて当てていくというのが新鮮だったというのはありますね。結構、日本語の感覚とテンションが違うところがある。そのへんをどうしたらいいのかなと、監督と相談しながらやってました」
 剛「(アフレコは)まるっきり初めてで、部屋に誰もいなくてドッキリかなって。『♪てってれー』みたいな感じで。ウソに決まってるでしょっていう話かなと思ったんですけど、1日目本当にドッキリじゃなかったんで、1人で声をただ入れただけだったんで、不安だったんですよ。それで2日目には、声がある程度入っていて、それで実際に演じられている方のお芝居の強弱をある種無視して、日本語が届くように芝居を作り直すという感じで話し合っていた。こだわってやらさせてもらいましたし、一生懸命やりました。それで、かなり大げさに、普段、ちょっとフザケてるくらい大げさにやるというのがちょうどよかった。僕が声を入れさせていただいた時に、僕が一番最初で、声は誰も入ってなかった。ですから、非常に不安ななかアフレコに入って、2日目に周りの方のお声が入ってて、そのお声を聴いて、もう少し大げさにやったほうがいいなと。なので、きょう光一くんと絡むの初めてでした」

 ○2人だとやっぱりいい?
 光一「日本語のやりとりだからやりやすいね」

 ○剛の役を見てどう思った?
 光一「ニキ・ラウダって、僕はF1大好きなんで、もちろん知ってるんですけど、すごく特徴的な人物なんです。すごく難しい役だと思いますよ。プロフェッショナルな役柄で、あの独特の感じを日本語で表現するというのは難しかったと思いますよ。俺すごいと思いましたよ」
 剛「“つよラウダ”が?」
 光一「それは俺、F1ファンとして許されへんわ(笑)」

 ○逆に光一の声を聴いて?
 剛「想像していた感じもありましたし、スタッフと会話している感じとかナチュラルに入っていく感じだった。僕は178センチであまり大きい方じゃないですけど、身長が低いんで、ラウダさんの方が小柄じゃないですか。その声の体格によって、声って違うじゃないですか。でも、そういうところを考えながらで、いろいろ、考えながら、ナチュラルにやっている感じがしますね」

 ○光一自身の役は?
 光一「僕、プレイボーイの役とかあんまりやったことなかったんで、、迷いましたね。でも、やっぱりF1という昔の、本当に命をかけていた時代だったので、ただのプレイボーイじゃなくて、内に秘めた闘志みたいなのを表現できたらなと思ってたんです。ただ、台本でこうやるんですというのを見せてもらったときに、ファンとの絡みのシーンがあって、どうしようかなって思ってたら、ADって台本に書いてあって、オーディオを何か使うのかと思ったら、アドリブの略で、しっかり頑張ってやりました」
 剛「光一くんはそのプレイ中と、吐くというのがあったよね」
 光一「どうやら僕、吐くというのがうまかったみたいです(苦笑)。プレイボーイで横暴な傍ら、緊張で戻してしまうという面も持ってる。でも、吐くのがうまかった」
 剛「光一くんは病院のシーンが長くあって、かなりうまかったのと、嫁と絡んでて『こら待て』というシーンで、なんだこいつみたいな感じで、やるじゃないですか。あれを全力でやるという感じがあった」

 ○本当にアフレコ1人だった?
 剛「本当に1人だった。僕の想像ではみなさんいるものだと思ってた。前日練習していたんですけど、誰もいなくて、みんな遅刻してるのかなと思ったら、全然誰もいない。かなり過酷でしたね。初めてでしたので。この経験は、次に何かあった時に生かしたい。1人だったので、光一くんが、たぶんこんなかんじで、芝居しはるかなと思ってやって、実際、やって、さすが長い付き合いですね。だいたいの感じは合ってて良かったなって」
 光一「ラウダは難しい役なので、剛くんはどうやって表現するのかなと思っていたんですけど、本当に“つよラウダ”(笑)になってた。まあやるときというのは、英語を聞きながらやるという感じですけど、テンションの違いというか、英語の中には抑えていくというセリフでも、日本語だと、もっと上げてくださいと言われたりして。本当に、吹き替え独特の世界というのも感じました」

 ○アフレコを終えてどんな感じ?
 光一「こういったのって、短期間ですごく集中力を要求される。だから、もっとこういう風にやってみたいなと思った瞬間に終わっちゃう。だから、もっとチャレンジしたいという欲が出てきますし、いままで経験したことがなかった世界っていうのは、いままで僕達もこういう仕事を長くやってきているので、そうすると、新たにチャレンジすることって段々、数が多くなくなってくるので、だからこうやって、新たなチャレンジができて新鮮に思います」

 ○剛の方が真面目キャラなのに、光一の方が真面目に見えるけど?
 剛「外見で人を判断する~(笑)内面を見て頂けない…」

 ○KinKi Kids20周年ですが?
 剛「この題材はライバル同士なんですけど、理解しつつ、外側は、それを見せ物のように騒ぐ。リップサービスで彼らも心理戦やるんです。でも、なんかこう、僕らの雰囲気と親しい感じで、たぶん合ってる話なのかなって。僕らも20周年でちょうどいい題材のストーリーがあればやらせて頂きたい」

 ○映画のPRを。
 光一「映画自体はF1をテーマにしていますけど、本当にF1に興味のない方とか、あまり知らないという方にも、本当にヒューマンドラマとして楽しんで頂けるようになっていると思うんですね。すごく感動すると思います。F1好きな人が観ても、当時僕は生まれてない時代ですけど、ニキ・ラウダとジェームス・ハントは好きな人からすると、伝説的なドライバーとして知っていることなんですよね。当時というのは、車のレギュレーション、規定が緩くて、車好きからするといい時代だった。そういうところもすごく再現されてて、迫力もありますし、F1好きな人でももちろん、迫力を感じてもらえる。そうじゃない人も、ヒューマンドラマとして入り込んでいける」

 剛「ラウダとか幸せなときがあると、失うものがあるから、男の不安だったりを描いている。光一くんはね、F1好きで知っているので、釣りの話だったらまた違いますけど、F1まったく分からなくて、彼がたまに言ってるダウンフォースくらいしか、知識がないんです。セリフでレギュレーションってありますけど、一生言わないかと思っていたら言ったりとか。結構、緊張してたんです。そういった用語が出てくるとか、F1知ってないと難しいのかなと思って。でも、F1にフューチャリングして描かれているので、逆にF1に興味を持つような感じになりました。命をかけて、こういうことをやっているんだとしても、別の内面的な部分がグッと出ている。どうしても、F1って速いとか、ずっと周ってるとか、という外側の話じゃなくて、内面的なこういうことがあって、みんなスタートラインの前に立って、人生賭けて走ってる。そういうのがすごく2人のいろいろな葛藤を通して描かれているので、すごくおもしろかった」

 ○これを機に2人でF1観賞は?
 剛「それはちょっとないですね(笑)」
 光一「僕はF1観るときは、ずっとラップタイムを見ているので、誰かいると邪魔ですね(笑)」

 映画『ラッシュ/プライドと友情』は2014年2月7日より、TOHOシネマズ日劇ほかにて全国ロードショー!

KinKi Kids 初映画吹替会見軽快やりとりコメント完全再現!光一 剛が許せない発言!?

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