
人気声優・花澤香菜、俳優・中山祐一朗、浜野謙太が7日、都内でアニメ『Go!Go!家電男子』(ポニーキャニオン)シーズン1+THE MOVIEコンプリート2枚組DVD発売記念イベントを開いた。
『秘密結社 鷹の爪』で知られるDLEが制作。ひかりTVで現在も放送されている話題の1分間Flashアニメとなっており、イマドキの大学生家電男子であるレンジろう(松居大悟)、ポットン(中山)、ドラム(浜野)が将来に漠然と不安を抱えながらも、どこかのんきな3人の日常生活を描く会話劇コメディとなっており、花澤は、ドライヤーのドライヤンナ役をはじめ出演する女性キャラは壇蜜の役以外はほとんどを演じている。さらに、シーズン1全78話とアニメーションと実写が融合した新感覚の劇場版映画もあるという、斬新な試みにも挑戦している作品だ。

花澤は今年初の浴衣とのことではしゃぎつつ登場。本作については、さまざまな役を演じられていることがお気に入りだそうで、「すごい嬉しかったです。1つの作品であれだけやれるということないので。あとはワンデンチが可愛くて、家電ですけど犬じゃないですか。『ワンワン』というのしかないですけど、楽しんでやらせてもらってます」と、ほほ笑むことに。
映画が実写だったことへ話が向き、浜野が「実写化は誰がやろうと言ったのか?」と疑問を呈して、笑いを誘いつつ、花澤は「いきなり合わせて踊ってくださいと言われたんです」と、実情を明かしつつも、「父が劇場まで観に来てくれたんです。大スクリーンで娘の出る機会というのはなかなかなかったので。親孝行ができました」というエピソードもあったそうだ。

それぞれお気に入りの話数を挙げるコーナーでは中山は第30話の『女子の髪型』、浜野は27話の『ゆるキャラ』、花澤は、59話の『花澤さん』の回を挙げ、このことに花澤は、「すごくないですか?普通の人は花澤さんというと、『花より男子』か『サザエさん』だと思うんですけど、分かる人しかわからない。優しさでしょうか。台本を見た時にビックリしました。自分のことをネタにしているというのはインパクトがありました」としみじみで、司会から「自分で自分をディスるという回でしたよね」と、補足説明もあった。
ほかにもイベントでは公開台本読み合わせが行われ、まずは3人で31話を息を合わせて読み上げることに。続けて、花澤の1人2役で芝居をする41話『浮気』を読むこととなったが、ネット上で“花澤無双”回と言われているということを司会からアナウンスされると、花澤は「良いですね。その言葉」と上機嫌。そして本読みに入り、見事、早口でまくし立てるようなキャラクターとおっとりしたキャラクターを演じきり、観客からスタンディングオベーションが起こる一幕もあり、花澤は「みんな優しいなぁ」と、感激していた。
ほかにも、本作が雑誌『デジモノステーション』に掲載されることもアナウンスされ盛り上がっていた。
アニメ『Go!Go!家電男子』(ポニーキャニオン)シーズン1+THE MOVIEコンプリートは5000円(税抜)で好評発売中!
※事前に行われた囲み会見(花澤香菜 浴衣姿で高校生アルバイトの苦い思い出披露!ドライヤー役役作りに共演者も感心)




