女優・米倉涼子(39)、岩下志麻(73)、俳優・渡部篤郎(46)、斎藤工(32)、陣内孝則(55)、お笑いコンビ『南海キャンディーズ』の“しずちゃん”山崎静代(35)が4日、東京・お台場のシネマメディアージュで8月9日に放送のスペシャルドラマ『アウトバーン マル暴の女刑事・八神瑛子』(フジテレビ系)完成披露試写会イベントに栗原美和子プロデューサーとともに登場し、司会はフジテレビの武田祐子アナウンサー(44)が務めた。
作家・深町秋生さん原作の小説『アウトバーン』を実写ドラマ化。上野中央警察署の通称“マル暴”とよばれる暴力団担当の組織犯罪対策課の刑事・八神瑛子の活躍が描かれる。しかし、この八神という刑事は、結果第一で、同僚の刑事に無利息で金を貸し利子の代わりに情報を得たり、暴力団の幹部と情報のやりとりをしたり、中国マフィアの大物の女性ともつきあいがあるなど、まさに“カメレオン”かのように人によって見せる顔を変え、事件の核心に迫っていく刑事としては破天荒なダークヒロイン。八神はその美貌を駆使しているという設定のため、米倉も劇中何度も衣装が変わっておりファッショナブルさも魅力となっている。
「刑事もの自体久しぶりだったんです。すごく入り込みやすくて、躍動感があって、こんな役が私に務まるのかなと思っていましたけど、久しぶりに挑戦させてもらいたい役でした」と、米倉から本作へ向けた意気込みを。
そんな撮影現場について、岩下が「米倉さんは初めてお会いした時から足の長さ、スタイルの素晴らしさ、大好きになってしまいました。それに、スタッフの方たちの心遣いがよくて、居心地のいい撮影現場でした」と、ベテランから見てもいい雰囲気だったと太鼓判で、米倉は、「カメレオンのような対応をできるような感じで、お芝居する上で勉強にもなると思いました」と、感触を。
自身と共通しているシーンを問われると、米倉は「天丼食べている時のシーンくらいですね。本当は『カツ丼を食べている』シーンだったんですけど、カツ丼が苦手で(苦笑)」と言いつつ、そのシーンで青柳翔演じる若手部下の井沢をはたくということから「ご飯食べながら人を叩けるって最高ですね」と、豪快な一面を見せていた。
ちなみに、陣内は、米倉について、「脚が綺麗で、2人で話すシーンは脚ガン見でした!役得で楽しかったです!」と、テンションも高かったのだとか。
また、上野中央警察署署長の渡部が「もっと出たかったんですけどなかなか出番がなくて、シリーズになったらやっていきたい」とコメントが飛び出したり、斎藤が、「シリーズになる匂いがプンプンしているなと思っています。そうなったらいいなと思っています」と言うほどで、本作も次が観たくなるような謎を残していることから、続きのことが話題に上り、栗原プロデューサーは「お客様の声次第です」と、次作の可能性を伺わせる様子も見せていた。
最後に米倉から「作品で私達の気持ちは届いていると思います。熱い役者たちが楽しんで作った作品です」と、アピールしていた土曜プレミアム スペシャルドラマ『アウトバーン マル暴の女刑事・八神瑛子』は、8月9日午後9時より放送!