俳優・大山真志(24)主演の舞台『英雄のうそ』(作・演出:毛利亘宏)公開舞台げいこが17日、東京・恵比寿ガーデンルームで開かれ大山から熱気のコメントが届いた。
物語は、1900年、産業革命により新時代の到来を謳歌するパリが舞台。フランス公使館初代大使である大山演じる粟野慎一郎が日本を大戦の戦火に巻き込まないために奔走。日本を勝利に導くべく……なぜか『喜劇』の稽古に励んでいたというもの。たったひとつの小さな“うそ”が、国を巻き込む巨大な“うそ”へと姿を変えていく姿が楽しめる作品となっている。
大山は、「フランス行使・栗野慎一郎という実在した人物を中心に事件が起こります。あまりフォーカスの当たる事のない栗野という人物を主軸に置き、何故英雄なのか…『うそ』とは一体何なのかを楽しんでいただきたいと思います」と、ストーリーを伝えつつ、「今回は歌、笑い、感動に、さらにサスペンスという要素が加わり、エンターテイメント性が更にアップしています!役者・大山真志として、エンターテイナーとして…カンパニー一同力を合わせてみなさまの心に残る作品にしたいと思います。ご期待ください」と、力の入ったメッセージを寄せている。
舞台『英雄のうそ』は18~21日まで恵比寿ガーデンルームにて上演!
■舞台『英雄のうそ』公演概要
7月18~21日@恵比寿ガーデンルーム
○作・演出:毛利亘宏
○出演:大山真志、林剛史、小林且弥、鎌苅健太、ジリ・ヴァンソン
○製作:る・ひまわり
○STORY
1900年、産業革命により新時代の到来を謳歌するパリでは、華やかに万国博覧会が行なわれていた。
しかし、光があれば影もまた存在する。万国博覧会は各国の諜報員たちが暗躍し、世界大戦の足音はすぐそばまで聞こえていた。それは、鎖国を解き世界の大舞台に進出した日本にも無関係の話ではなかった。
フランス公使館初代大使である粟野慎一郎は、日本を大戦の戦火に巻き込まないために奔走。
今日も日本を勝利に導くべく……『喜劇』の稽古に励んでいた!?
「なぜ!芝居の稽古をしなきゃならんのだぁ!私はフランス公使だぞっ!英雄になるべき男なのだぁ!」
何故こうなったのかは誰にも分からない。座長・川上音二郎にも、新聞記者にも、小説家にも、なぞのフランス人にも分からない。たったひとつの小さな『うそ』は、国を巻き込む巨大な『うそ』に姿を変えていく。
彼は果たして英雄になれるのか?そして、うそをついているのはいったい誰なのか?