“マエノリ”の愛称で親しまれているタレントでモデル・前田典子（48）と夫で俳優・モデルの日比野玲（53）が17日、東京・原宿のイギリス・ファッションブランド『next』原宿旗艦店オープニングレセプションに登場した。
スポーツ用品・用具、アパレルの販売を展開するゼビオ株式会社が『next』原宿店を18日よりオープン。1864年のスーツ工場からスタート、1982年からカジュアルブランドを設立、イギリス最大のファッションブランドとして同国内では500店舗以上、海外では40ヶ国で200店舗以上、日本でも本店を含み15店舗を展開する150年の営業を続ける『next』のフラグシップ店だけに、本国イギリスと外観、内装も同じデザインとするなど、こだわりも散りばめられている。
nextチョイスの衣装で現れた2人。前田はオレンジを基調とした凝ったデザインのワンピースへ「インポート感というか、nextの鮮やかな感じがします」と笑みを見せると、日比野も、「シャープなシルエットでクールになっております」と、気に入った様子を見せることに。
お互いがモデルとしてデビューして30年以上、さらに夫婦としては16年以上連れ添っているが、いまでも外出のときのファッションは前田が日比野に聞くことがあるのだとか。「主人は辛口なんですよ。似合わないとかハッキリ言ってくれるんです。厳しく言ってくれるので似合うんだとか、似合わないんだというのになったりとか」と、エピソードを明かしつつ、逆はないのかと問われると、前田は「あんまり私に聞かれないんです。セールで旦那さんに買って帰っても着てくれることは少ない。男性ってサイズに敏感で、それだけで気に入ってもらえないとかあるんですよ」と苦笑いで、日比野は「ポリシーが決まっているんです。（前田のチョイスは）大概外れますよ（笑）。なかなかツボに入らないんです。嫌いなものは嫌いです」と、報道陣らを前にしてもキッパリとした姿を見せていた。
そのこだわりは、現在中学3年生になる息子に対してもあるようで、日比野は「本人は気づいているかどうか分かりませんが、気をつけますよ。ダサイ格好をさせたくない」と、思いを語ると、前田も「洋服は朝起きてきた時に、2人でその色合いとかダメ出しします」と、結構スパルタな様子をチラリ。ちなみに、将来、息子がモデルになるのかと問われ、日比野は「興味を持っているかどうか…」と、明言はしなかった。
続けて、家族仲へ話が向き、日比野と長男でテニス対決をしたり、前田は「私はそのときテニスコートの周りを走ったりしています」と、一緒にでかけることもあるそう。ちなみに、本イベントも、これまでテレビなどでの夫婦共演はあったが、トークショーは初めてだそうで、前田は、「夫婦漫才になったらどうしようとか考えていましたけど、気を使わずにできますね」というと、日比野も「結構素な感じです（笑）」と、うなずく。
そのノリで、前田は、「25年前の原宿で、（日比野と）初デートしました。オープンカフェも1件、2件しかなくて、モデルのたまり場で来ましたね。いまは、並木を見ると懐かしい気持ちにもなります」とのエピソードまで飛び出すことも。
囲み会見では、そんなオシャレな夫婦仲を保つ秘訣を問われ、日比野は、「職業柄ファッションはお互い目が肥えているので、お互いが好きなことを別々にやるのがいいのでは」と明かし、前田もそれに笑みを浮かべながら相槌を打っていた。
また、この夏におすすめのリゾートファッションのポイントを問われ、前田は、「楽なファッションで、華やかな色だったりとか着回しが聞くものを上に羽織ったりとか、リバーシブルとかあったら使いやすいと思います」と、アドバイスがあった。
日比野からは、「原宿とイギリスのような風を感じてほしい」とアピールがあり、前田から「お仕事に行けそうなスーツだったり、刺繍や素材なども、インポートみたいな雰囲気がいいなと思いました。子供服はカワイイですし、うちに女の子がいればと思うんですが、これから先に孫でもできたら着せたいなと思います（笑）。小さなお子さんの展開も幅広いし、両親の似合う服ありそうで、家族で来れそうです」とPRしていた『next原宿店』は18日よりオープン！
■next原宿店 概要
所在地：〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-12-7
電話：03-5413-6625
URL：http://www.xebio.co.jp/next/
