音楽グループ『MAX』のNana、Mina、Linaが16日、東京・新宿2丁目のAISOTOPE LOUNGEで映画『ファイアbyルブタン』（監督：ブルノ・ユラン／配給：ギャガ）公開記念ダンスイベントに登場した。
『芸術性を持った女性のヌードショー』をコンセプトに1951年から営業しているフランスのシャンゼリゼ通りにある老舗キャバレー『クレイジーホース・パリ』。世界の名だたる著名人に愛されるその女性の美の最高峰といわれる豪華なショーと女性向けの靴のブランドであるクリスチャン・ルブタンがコラボレーションし80日だけ上演された伝説のショーが開催された。その模様を3D／2Dとも、本物さながらに体験できる作品となっている。
ポールダンサーが劇中の曲に合わせセクシーなダンスをいきなり披露して現れたMAX。本作ではセクシーなダンスが見どころだけに、Nanaは「みんなでどんな感じで踊ろうかという話になって、セクシーさで攻めるしかないと思って。ドキドキしちゃいますね。ちょっと緊張しましたが楽しかったです」と、対抗心を燃やしながらだったのだとか。
Linaは同所という場所柄に、「まさかこんなところで初めてが訪れるとは思いませんでした」とテンションも高かったが、「女性が観ても惚れ惚れするような映画だったので、惚れ惚れさせないといけないと思い一生懸命踊りました」と、笑みを見せた。
初の2丁目デビューというMinaは、「『ファイアbyルブタン』は凛としてステキな映画だったので女性としてもほれぼれしました。皆さんのこともほれぼれさせなきゃいけないと思って一生懸命踊りました」と、コメントを寄せた。
ダンスを披露するMAXとしてNanaは本作のダンスを、「1番すごかったのは足だけで踊る演目の『レッグマニア』。これは踊るのが、絶対大変だよね、とみんなで話してました。シンプルに見えるけど足を上げるのは大変なんです」と語ると、Minaも、「ヒールで踊ることって体重のバランスもすごく難しい。でもぶれないっていうのがすごいですね」と、解説し、Linaも「普通のダンスをそろえるのも大変なのに足の部分だけで踊るのはすごくて、大変だなと思いました」と深々とうなずいていた。
また、トークでは年末ということで今年を振り返ってもらうと、Nanaは「『Tacata』がリリースされてからの活動がありがたいくらい忙しくなって、今まで『あっ、MAX、MAX～』って言われていたのに、『Tacata』と言われるようになったのは、『トラ・トラ・トラ』以来で嬉しかったです。もう18年目に入ったのですが、私たちがやりたいこと、皆が望んでいることを考えていましたが、18年目に入ってからみんなが望んでいながら私たちも楽しいことが分かってきたので嬉しいです」と、手応えのあった年と口していた。
イベントではその『Tacata』をおネェたちにもレクチャーし、MAXとともに「Tacata」のサビの部分を集団ダンス。おネェたちは「これでMAXの新メンバーになれると思うと感激です。『Tacata』はいただいたワ！」と、陽気な発言が飛び出し、MAXをタジタジにさせる一幕もあった。
映画『ファイアbyルブタン』は12月21日よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開！
