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肺炎で入院中の市川団十郎 3月公演中止も4月の歌舞伎座復帰に意欲!代替公演は海老蔵に

 肺炎により入院中の歌舞伎俳優・市川団十郎(66)主演のル・テアトル銀座3月公演『オセロー』が中止となったことが、分かった。

 団十郎は、昨年12月18日に風邪による体調不良で京都・南座の『吉例顔見世興行』を休演。その後、都内の病院へ入院し、「肺炎の兆候が見られる」と診断されたことから、同26日には今月の東京・新橋演舞場の『壽初春大歌舞伎』の出演取りやめを発表していた。

 10日付のスポーツ報知、デイリースポーツ、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ、スポーツニッポン、日刊スポーツ各紙が報じており、『オセロー』の代替として、息子の市川海老蔵(35)の『夏祭浪花鑑』などを同所にて上演するとのこと。

 所属事務所によると、団十郎は、都内の病院の一般病棟で検査や治療を受けているそうで、2004年に発症した白血病の再発ではないという。『オセロー』の台本も読むなど舞台へ意欲を見せていたが医師から治療に専念するように言われ断念したという。

 さらに団十郎は、書面を通じ「オセロー役は、私にとりまして念願の役であり、初の翻訳劇出演ということで楽しみにしておりましたので、本当に残念です」とメッセージを発し、「今後は、4月に開場する歌舞伎座の出演に向けて、治療に専念いたす所存でございます」と意欲を見せているという。

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