SKE48が7日、都内で第7期生メンバーオーディションの開催を発表した。出席メンバーは松井玲奈（22）、松井珠理奈（17）、古川愛李（24）、須田亜香里（22）、木本花音（16）、古畑奈和（17）、北川綾巴（15）の7名。
SKE48は第一興商の『DAM★とも』を応募窓口とする第7期生オーディションを開催。7月19日から8月31日まで通常の書類応募に加え『DAM★とも動画』で歌唱シーンを録画、録音することで一時審査にチャレンジできる。応募資格は国内在住の11歳以上の女性。最終審査ではLIVE DAMのカラオケルームから一般投票をすることができる初の試みも実施される。そのほか詳細はhttp://www.ske48.co.jp/audition/
SKEを受けた理由を聞かれると、須田は「元々13年間クラシックバレエやっていたこともあってステージに立つことが大好き。違った面でも自分を試してみたいなと思ったのがきっかけなんですけど……」と満面の笑顔で話し、「一番の応募してみようと思った理由は、3期生のオーディションだけ歌唱審査が書いてなかったんですよ！ でも結局、進んで行くうちに歌唱審査が追加になり、本当に辞めようと思ったんです。人前で歌うことがずっとトラウマだったので。でも思い切って受けてみて本当によかったな。今回は歌唱審査がメインになっていて私とは違って歌いたいと思う子が応募できたらいいなと思ってます」と明るく話した。
現在では歌は「好きです、上手ではないんですけど。トラウマは心の中にしまってます」という須田。玲奈から「あかり、あんまりメンバーとカラオケ行きたがらないね」と言われると、「メンバーとカラオケ行ったことは一切ありません！ 一人派です」と宣言していた。
オーディションで印象に残っていることを聞かれると、古畑は「カメラが回ってたのでデータに残ってるじゃないですか。落ちた時にもしどこかで放送されたらどうしようと思った」と振り返り「好きなものを聞かれたので“カエルが好きです”と答えました」と明かした。合格するためのコツについて、須田は「私は大塚愛さんの『さくらんぼ』歌ったんですよ。でも、もし今回私が7期生として応募する側だったら、ほかの子とかぶらない曲を選びたいと思う」と作戦を伝授。「たくさんの女の子がいると全部同じに見える。インパクトが残ったほうがいいと思います。直感で今思いついたのは井上陽水さんバージョンの『夢の中へ』で歌いたいです」とプランを披露。玲奈も「実際にSKEのメンバーの中で昭和歌謡のような昔の曲を歌って受かったっていう子もいるので、間違えではない」と感心していた。
SKE随一の努力家・研究家として知られる須田だが「審査員の方にしても大人の方が多い。（昔の曲で）懐かしいな、ほろっと和んでくれたらいいと思う。人を喜ばせるということでもアイドルとして通じるものがあるのでは思います。個性が大事です」と的確な分析を繰り出し「顔の印象が薄くても、見つけて頂くことからアイドルって始まると思うんです。存在に気づいて頂かないとなにも始まらない。ほかと違うこととか、見つけて頂くにはどうしたらいいかとか意識したらいいと思います」と須田流アイドル哲学を語った。一方6期生の古畑は「笑顔が大事。わたし、ダンスの時に踊れなくてつっ立って笑ってるだけだったんですよ」と語った。
報道陣からカラオケのトラウマについて聞かれた須田は「今は音程外さないです。中学のころのトラウマで大人数でカラオケ行けないんです」と告白。玲奈から「秘密にしとこ」と支えられながらも「あかりが歌ってるのを見ていろいろ言われたんです。それは心のなかにしまっておきます」とコメント。“釣り師”の異名を持つ須田だが、「自分がされて嬉しいことをいかにできるかがきっかけ。（オーディションでのアピールは）いかに幸せな気持ちするか考えてみるのがヒントになる。出会ったすべての方を幸せにするぞという気持ちで」とハイレベルなアドバイスを送った。
最終審査では一般投票も行われるということで古畑も「相手のことを考えるのが一番。歌の後の自己アピールで差をつけてみたら。『あの子最後にすごいことやってるらしいよ』とか、人とは違うことを考えたら目がいくんじゃないかなと思います」とエール。握手会での自身の“古畑ジャンプ”についても「あれも元はといえばファンの方に喜んでいただきたいという気持ち」と明かしながら「（一昨日の握手会からジャンプは）封印してしまいまして。ファンの方も了承してくださった。体力もすごいありあまるので会話に全力で集中していきたいと思います」と語った。
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