
元『モーニング娘。』で、『ドリームモーニング娘。』メンバーの“チャーミー”こと石川梨華(27)が13日、都内で初主演映画『篤姫ナンバー1』(監督:小中和哉/配給:シナジー、アーク・フィルムズ)完成披露試写会に同じく元モー娘。でドリ娘。メンバーの“中澤姉さん”こと中澤裕子(38)、“よっすぃ?”こと吉澤ひとみ(26)、総合エンターテインメントプロデューサー・つんく♂(43)、俳優・山崎裕太(31)、菊田大輔(23)、『NICE GIRL プロジェクト!』のとっきー(20)、お笑いタレント・ダンディ坂野(45)、小中監督(49)とともに出席した。
NHK大河ドラマでも話題を呼んだ、十三代将軍徳川家定の正室・天璋院篤姫が現代にタイムスリップし、銀座の高級クラブでホステスになるという奇想天外なストーリー。
今回が映画初主演で篤姫を演じたチャーミーは、ベージュのミニワンピで登壇し、「見ていてわかりやすくて、お話の世界に入っていける。最後は心がホッとなるような映画なので、楽しんで見てください」と挨拶。最も苦労したのが言葉遣いだったようで、「お主とか、○○殿とか。撮影期間中は、『うむ』とか使うようにしていた」と語ると、山崎が「(カードゲームの)UNOをやってたときでも、『うむ』って言ってた」と暴露し、場内爆笑!
劇中で、菊田扮する俊太郎に惹かれていくチャーミーだが、「いままでいろんなお芝居やってきたけど、ラブストーリーは初めて。実際の私もドギマギしてました。なんか照れくさくて、キュンキュンしてました」と赤面した。
篤姫の世話役・タエを演じた中澤姉さんは、「私は残念ながら、教育係という役。制作発表のときにも、つんく♂さんに『どうして私が主役じゃないんですか?』って言ったけど、撮影終わってみて、やっぱり主役は梨華ちゃんでよかった」と笑わせる。
篤姫がタイムスリップしたクラブのナンバー1ホステス・アミを演じたよっすぃ?は、「ボーイッシュなキャラの私が、ホステスのナンバー1。きっと皆さんに新鮮な姿をご覧いただけると思う。篤子(タイムスリップした篤姫の別名)ともナンバー1を懸けて女同士の闘いがあるけど、そのへんは『モーニング娘。』時代に経験しているので」と、チャーミーと火花を散らす場面も。続けて、中澤姉さんに対し、「クラブで姉さんと絡みのシーンがなくてよかった」と、会場の笑いを誘った。
同映画でエグゼクティブプロデューサーを務めたつんく♂は、「映画は無駄な部分というか、テレビでは切ってしまうような部分が、実は重要。僕が“づんく”として出ている場面は見事に無駄で、逆にスパイスになってるはず」と、自身の出演場面をアピール。また、「ネット上でも宣伝していて、ある日ツイッターに“つんく♂死去”って出て、見てみたら『篤姫ナンバー1』の広告だったんです。ここ1ヵ月、ネットで上がってる日本映画の予告の再生数では、ダントツトップと聞いている」と、予想以上の反響があったよう。
づんくが篤姫とイチャイチャする場面もあるとのことで、「ウチの女房が『こんな風に遊ぶんでしょ』ってプンプン怒ってるんですよ! (実生活では)そんなことないです。おむつ買って直帰です」と、愛妻からジェラシーがあったことを明かす。
明日14日、ホワイトデー婚を果たす俳優・小栗旬(29)とモデル・山田優(27)について、つんく♂は「2人とも素晴らしい役者ですし、これからも違う芝居ができると思う。ぜひ旬君がキャバクラで絡むシーンがあっても、優ちゃんは怒らない奥さんでいてほしい」と、自虐的に祝福した。
イベント途中、明日14日がホワイトデーということで、男性陣が女性陣に贈り物を。だが、女性陣の中で、唯一中澤姉さんが手ぶらの状態で、「全然良くないんですけど!」と一気にゴキゲンななめに。この事態に、小中監督が満を持して「現場を締めていただいたので」と、中澤姉さんに贈り物を渡す。
さらにダンディがとっきーに「第一印象から決めていました。きょうはとっきーをゲッツ!」と自身のギャグもまじえラブコールを送るも、「お菓子だけいただくことにしておきます。気持ちはけっこうです」と、あっさり振られてしまった。
その後の囲み会見で、昨年12月、IT関連企業社長(38)との結婚報道があった中澤姉さんにつんく♂が「早くお嫁さんにいかないと。みんな後がつかえてるんですから」と発破をかけると、中澤姉さんは「どんどん先越してるメンバーいますから」と返答。これにチャーミーは「私、待ちますから。年功序列で」と、先輩思いのコメントを。
報道陣に「実際のところどうなんですか?」と突っ込まれた中澤姉さんが、「どうでしょうね。そんなのは時とともに。何かがあれば」と返すと、つんく♂が「誰かもろうたって?!」と雄叫び! さらに中澤姉さんは「つんく♂さんが心配してくれるうちに。もらってくれる方がいたら嬉しいですけどね?。いずれは誰かのナンバー1になりたいですけど」と、切実な思いを吐露した。
4月7日より新宿ミラノ3ほか全国ロードショー!












