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【W杯ブラジル大会】チリ、オーストラリアのヘディングに苦しむも3-1で勝利

 W杯ブラジル大会1次リーグB組の「チリVSオーストラリア」(アレナ・バンタナウ)が13日午後6時(日本時間14日午前7時)、ブラジル・クイアバで行われた。3-1でチリが勝利した。

 カウンターを得意とするチリに対して、そのカウンターを警戒してブロックを作り守備的に入ったオーストラリアだったが、チリは前半12分、アランギスからのクロスをバルガスが競って頭で落とす。最後はサンチェスが右足で決めて先制点を挙げる。

 さらにその2分後の14分、サンチェスがドリブルで仕掛け、バルディビアへパス。これをバルディビアが決め追加点。2-0とリードを広げた。

 チリペースで試合が進んでいたが、オーストラリアは前半35分、右サイドからのクロスをゴール前のケーヒルが相手DFに競り勝ちヘディングシュート。得意の形で1点を返した。

 これを機に、チリの攻撃がうまく行かなくなり、オーストラリアがいい形を作るようになっていくが前半終了。

 後半もオーストラリアは、身長差を生かしてサイドからクロスボールをケーヒルに集める。チリは、オーストラリアのフィジカルの強さと高さに苦戦。前半の最初の頃の勢いがなくなる。

 オーストラリアは、後半8分、右サイドからのクロスをケーヒルがヘディングシュート。決まったかに見えたがオフサイド。11分にはブレシャーノがボレーシュートを放つが、GKに弾かれる。

 その後もオーストラリアは、サイドからクロスを上げてなんとかケーヒルへいう攻撃。後半40分すぎからは得点をムリして奪うより、ボールをキープしつつ上手く時間を使っていくチリ。

 ロスタイムに入り、チリはボーセジュールのゴールでダメ押しの3点目を上げる。そのまま逃げ切って勝ち点3を獲得した。

 B組は初戦を終え、1位オランダ(勝ち点3)、2位チリ(3)、3位オーストラリア(0)、4位スペイン(0)となった。

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