
俳優・上遠野太洸(21)、前田公輝(23)、中村僚志、川村陽介(31)が13日、東京・イオンシネマ板橋で映画『ガキ☆ロック』(監督:中前勇児/配給:全力エージェンシー)完成披露舞台あいさつに中前監督とともに登場した。
大ヒット漫画『ギャングキング』の作者である漫画家・柳内大樹さんが、かつてヤングチャンピオンに連載していた人気漫画を実写映像化した作品。浅草を舞台に、実家のストリップ小屋を手伝っている志村源とその仲間たちが1人の女を幸せにするため大奮闘するという不良物語となる。
キャストの4人は浅草の風情あふれる劇中衣装で登場。初主演作での舞台あいさつに上遠野は、「すごい緊張しています。初主演ということで、映画の舞台あいさつのど真ん中に立つということがこれまでなかったですし、自分が主演を務めた映画でしゃべれるというのが感無量というか感動しています」と、胸いっぱいな様子を見せた。

その初主演作品で上遠野は、「一回り成長できたかなという部分もありますし、今までにないキャラクターを演じさせていただいたので、今までの僕をご存知の方は、新鮮な僕に、驚きを感じてもらえると思います。見た目に反して激しいこともできるんだなと思ってもらえれば」と、自信になったよう。
撮影については、昨年の夏の暑い時期に撮影したということもあり、中前監督は「カメラマンの人が1日でTシャツを6枚替えたり、僕もバテバテで、空いている時間に銭湯に入りにいったりしていました」と、苦労をしみじみ。それでも、その頑張りがあっただけに、中村は、「初号試写のときに柳内先生がいらっしゃって『おもしろい』と言っていただいたのがよかったです」と、原作者も太鼓判の仕上りだそうだ。

続けて、前田があいさつすることとなったが、なぜか、作品のLINEのこと、上遠野とエナジードリンクを飲みながらサラミを食べたこと、小学校の時にケンカを仲裁した話と、自由過ぎる話題を持ちだしたため、川村から「まったく映画のことになってない」とあきれられたり、中前監督からも「次の話に行きましょう」と、言われてしまう始末。
しかし、最後のコメントで前田は、「浅草の古き良き時代というよりは、その上に、いまの浅草ならではの優しさとかを感じてもらえれば。この壇上の4人みたいな人が浅草にはざらにいるらしいんです。義理人情というのは優しいということが、画面いっぱいに広がっていると思うので楽しんでもらえれば」と、きっちり巻き返し、上遠野も、「人とのつながりというのが色濃く触れられていますので、こういう世界に、浅草の空気、世界観にひたって、自分もこういう場所に行きていけたらというようなことを感じてもらえれば。観た後にほっこりしたり、笑える部分も随所に盛り込まれているので、みなさんに温かい気持ちで帰ってもらえたら」と、PRしていた。
映画『ガキ☆ロック』は6月28日よりイオンシネマ板橋ほかにて上映スタート!











