アイドルグループ『AKB48』の“みぃちゃん”峯岸みなみ(21、チーム4)、“かとれな”加藤玲奈(16、チーム4)、“なっつん”小嶋菜月(19、チームA)、“わかにゃん”名取稚菜(19、チームB)が11日、東京・大田区の大森赤十字病院で『平成26年度(第59回)ANAすずらん贈呈式』に出席した。
ANAグループが客室乗務員がグループのネットワークを生かし全国47ヶ所の赤十字病院を訪問し、“しあわせ・幸福の再来”を花言葉に持つ『すずらん』の花を入院している患者の方へ“しあわせ”を願って1956年から続けているもの。
ANAでは「挑戦」、「アジア」をテーマに『Challenge for ASIA by ANA × AKB48』プロジェクトを展開しており、その一環として、患者の方にお渡しするしおりの作成へAKB48メンバーも参加している。今回のAKB48メンバーの参加は2回目となる。
無事贈呈式を終え、峯岸は、「さきほど病室を訪問させていただいて、実際にすずらんのしおりを手渡したり、患者さんと交流があったりして、自然と笑顔になれる行事に参加できてすごく嬉しかったです」と、笑みを見せると、小嶋は病室を訪問した時のことを、「91歳のおばあちゃんが『嬉しすぎて涙が出そう』と言っていただけたのが嬉しくて、これからも笑顔を絶やさず頑張っていきたいなと逆に勇気をいただきました」と、感慨深げ。
一方、生まれたての赤ちゃんと触れ合ったという名取は、「赤ちゃんをだっこさせていただいて私たちまで幸せな気分になって、この行事が続いてAKB48がまた参加できたらいいなと思います」と、継続を願う姿を見せることに。
さらに、患者さんと触れ合った時の話題を峯岸に振ると、「去年も別のメンバーが訪問させていただいたみたいなんですけど、その時はAKBの衣装とは違う衣装だったので『本当にAKBなの?』という質問があったらしく、今年はそれをふまえてAKBらしい衣装で参加させていただきました」と、説明しつつ、先日の総選挙のことは話題に上がったりはしなかったかと問われると、「それはなかったですね。まゆゆとかが来てればまた話は違ったかもしれないんですけど、ちょっとなんともな順位のメンバーだったので、もっと頑張って声かけてもらえるくらいの順位になれるようになりたいと思います」と、逆に奮起の材料になったよう。
ちなみに、患者さんに推しメンは誰かと聞いたそうだが、加藤は、「篠田麻里子さんっていう方が多くて、ちょっとまだ名前が出なかったので、名前が出るようにもうちょっと知名度あげてみなさんの笑顔が見れるようになれたらいいなと思います」と、こちらも意欲を燃やすこととなった。
また、すずらんの花言葉に合わせて最近幸せと思ったことはと尋ねると、峯岸は「味の素スタジアムのコンサートで約7万人のお客さんが細粒をふってくれるというとても素晴らしい景色を見れたときに、本当にいろんなことがありましたがここまでやってこれてよかったなというのと、雨の中たくさんの方が会いに来てくださったことにすごく幸せを感じました」と、幸せを噛み締めたのだとか。
加藤も総選挙のことを挙げ、「総選挙で32位というすばらしい順位をいただけたのと、昨日一日寝れたことが幸せでした」と、振り返り、名取は、「総選挙当日が誕生日だったので、ファンの皆様が『誕生日プレゼントあげたい』と意気込んでくださって握手会でも『素敵な誕生日にするからね』っていうふうに言ってくださって、結果は残念だったんですけどその気持ちがとても嬉しくて、わたしはたくさんの方に支えられてるんだなっていうのを実感できたので幸せな日でした」と、語ることに。
ほかにも、小嶋は、AKB48劇場公演を挙げ、「ファンの方が掛け声であだ名を呼んでくれるんですけど、そのコールをしてくださるときにたくさんの方に支えられていま私はここに立っているんだなということが実感できてとても幸せに思えました」と、感謝のコメントを寄せることとなった。