シンガーソングライターの大塚愛（31）が10日、都内で行われた『2014年度スマート光ハートビートプロジェクト』記者発表会に出席した。
久々のイベント出席となった大塚は、「こういう環境にあまり普段、立たないもので慣れなくてすいません。（今、「心臓ピクニック」を付けたら、鼓動が）早そうですね」と、苦笑い。プライベートでのドキドキについて、「子どもと接していると、毎日が面白いことだらけなので、毎日ドキドキしているのかなと思います。子供が熱を出したりすると心配になりますね」と、母の顔も。
黒の透け感があるセクシーなドレスで登場した大塚は、「小さい頃は大阪に住んでいたので、家の電話はNTT西日本さんでつながっていたので、まさか、ここにきてつながるとは不思議な縁を感じています」と、プロジェクトの趣旨を組み込んだコメントを。
このプロジェクトは、全国10000人の気持ちをつなぎ、ひとつにするを目的に、多くの方々から心音やその時の心境・想いを収集し、その素材をもとにプロジェクトのアンバサダーである大塚愛にオリジナル曲を制作するというもの。また、ICTを通じて自身やひとの鼓動を体験できるイベントを各地で開催する予定。
心音収集を行う一部会場で、着るだけで心電図などの生体情報を連続計測可能な機能素材「hitoe」、スマートフォン用アプリ「ドキドキ鼓動配信アプリ」や鼓動に触れるワークショップ「心臓ピクニック」を使い、心臓の「鼓動」を光、音、振動によって体験できる。
将来的には、ライブで「ドキドキ鼓動維新アプリ」を観客とアーティストがかざし合い、「こんなにドキドキして興奮している」「こんなに鼓動が早くなって緊張している」など、錦地羊羹・高揚感を鼓動を介して共有する使い方も思案されているが、大塚は、「そういう機会があれば（自分のライブでも使ってみたい）・・・。（私のライブは、）飛んだり動いたり、歌っているだけでもスポーツ感覚なのでかなり（鼓動は）早いと思います」と、語った。
また、「心臓ピクニック」を体験した大塚は、「普段、自分の心臓が緊張したりした時にはドキドキと耳などで聞くことはあっても、（心臓の鼓動を）手に持って体で感じるということは初めてでビックリしました。また、人の心臓を感じられるというところも大きいと思います。自分が緊張して心拍数が上がっていることがバレてしまう」と、初めての感覚にドキドキだったようだ。
心音を使っての楽曲制作について、「素材が用意されていて作るのは初めてなので、どういう楽曲に最後なるかは予想できない。未知数なところが多いですね。いろんな方の心音ということで、バラバラな個性の心音をつないでいく曲ということで、どう着地するのか」と、初めての試みに戸惑い気味。
それでも、「人の生きる道には限界があって、いつかは心臓の音が止まってしまうんだけれど、次の世代にずっとつながっていくものということもあるので、そういったところを大事にした楽曲にしたいなぁと思います。（心臓の鼓動は、）低音のしっかりしたアタックが強い印象があるので、踊れる感じ・ノリやすい感じかな」と、構想の一端を明かした。
最後に、「たくさんの方の心音を頂いて、新しい音楽の制作をしますので、みなさん、ご協力下さい」と、訴えた。
プロジェクトの進行スケジュールは、6月～10月にかけて「ハートビートキャラバン」による心音収集、及び鼓動の体感。10月～12月にかけて、大塚愛による「オリジナル曲」の楽曲制作。12月～翌3月にかけて、「オリジナル曲」の披露、及びプロジェクト活動の推進など。
サイト http://www.ntt-west.co.jp/ikouze/heartbeat/
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