オリジナルアニメーション長篇『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』舞台あいさつが14日、東京・新宿バルト9、池袋シネマサンシャインで開かれ、常森朱役・花澤香菜が登壇した。
この日がバレンタインとあって花澤は、まず「ハッピーバレンタイン！」と、ごあいさつ。この日初めて鑑賞した人をはじめ、5回、さらには10回以上鑑賞した人もいることがわかると、「本当にありがとうございます！」と、感激の表情を見せつつ、「じつは私も『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』を観に、このあいだ映画館に行きました。完成披露試写会の前にスタッフの方からDVDをお借りしたので自宅でも観ていたんですが、それを観ながら『これは映画館に行かないといけない！』と。大スクリーンで観ると映像や音響の迫力がすごくて！」と、興奮ぎみに感想を語った。
共演したキャストやスタッフから集められた質問に対して花澤が答えるコーナーでは、くじ引きBOXが登場し、そこから質問の書かれた紙を引くことに。唐之杜志恩役・沢城みゆきからは「実際にこの人みたいに、こんな雰囲気に憧れる、そんな理想の女性像はありますか？」という質問が。それに対し、「それこそ志恩さんのような色気を出したいですね」と、答えると、「なんか残念そうな「はぁ」という感じを出さないでくださいよ！（笑）」と声を上げ、「やっぱりああいうかっこいい女性は憧れるところはありますよね」と、コメント。
続けて、霜月美佳役・佐倉綾音からは、「（本編で嫌われ役とも言える）美佳のことを香菜さんに『かわいい』とおっしゃっていただきとても救われた気持ちになったのですが、それでも、本当に正直なところ美佳にイラッとしたことはありますか？」との問いには、「イラッとはしなかったです。美佳のああいう態度を受け止める朱を演じていたからかもしれませんけど、あとは、あやねる（佐倉さんのニックネーム）がかわいいから許せちゃう（笑）」と、公私ともに仲のいい様子を見せた。ほかにも、狡噛慎也役・関智一と宜野座伸元役・野島健児からは2人らしい変化球な質問が飛び、盛り上がった。
そして、スタッフから劇場版で苦労した点について聞かれると、「やっぱり英語ですかね…。塩谷監督からも事前に『英語あるよ』と脅されていたので（笑）。でも、劇場版はそういうシーンもあってあの世界観が保たれていると思います」と、しみじみしていた。
舞台あいさつのラストでは、スタッフから本作の上映館が増えたことを聞き、「本当に応援してくださるファンのみなさまの支えがあってこそだと思います。ありがとうございます。まだまだ『PSYCHO-PASS サイコパス』を私も盛り上げていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。7月にはスペシャルイベントもありますが、その前に、公安局入局式、私もやりたいです！その時はみなさん、特に女子、ぴったりスーツで！（笑）」と、メッセージを。
翌15日には大阪TOHOシネマズ梅田で舞台あいさつが開かれ、ここでは、雛河翔役・櫻井孝宏からの質問が披露されたが、内容は心理テスト。「あなたが欲しいパンを買おうとしていると、横取りされてしまいました。取ったのは何歳ぐらいの人ですか？」という質問に、花澤は「50歳くらいの男性」と返答。この問題でわかることは、答えた人の精神年齢。ということは花澤の精神年齢は50歳…？ということとなり、「やばい（笑）。精神年齢を下げないと…」と苦笑い。
もう1問テストが出され、「買うときは凄い欲しかったが、ほとんど着てない服があります。その服の色は？（1）赤（2）青（3）黒（4）黄色（5）白 」という質問が。花澤は「赤！」と答えたが、この質問では「答えた人の素顔がわかる」とのことで赤は「情熱的な行動派。いつもは控えめだけど心の中に熱いものを秘めている」と聞いて、花澤は嬉しそうに「やった！」と、ガッツポーズを見せていた。
『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』は全国にて公開中！
※記事内画像は（Ｃ）サイコパス製作委員会
