元『光GENJI』の諸星和己(43)と大沢樹生(45)、俳優・小沢仁志(51)が24日、東京・新宿ミラノで映画『鷲と鷹』(監督:大澤樹生/配給:ユナイテッドエンタテインメント)初日舞台あいさつを開いた。
諸星と大沢が20年ぶりにタッグを組んだ作品。鷲尾誠司と鷹村和也という2人の幼なじみが刑事と極道に別れ、互いの意地や誇りのために激突する友情を描いた物語となる。
往年の『光GENJI』ファンが集結したため、3人が登壇すると、黄色い歓声が飛び交うという中でのものに。
小沢が「『アナと雪の女王』を観に来て頂いて」と、ボケをかますと、その流れに乗ったのか、諸星は今年1月に制作会見が開かれたことを引き合いに「あれから4ヶ月、きのうはいよいよ明日か、“ASKA”と思って…」と、あいさつ前の囲み会見(参照記事:http://japan-newslounge.com/archives/128642)のように、『光GENJI』に楽曲を提供していた『CHAGE and ASKA』の覚せい剤取締法違反(所持)で逮捕されたASKA容疑者(56)を意識したコメントで沸かせることに。
本作のオファーが来たときのことを諸星は、「みなさんが思っている(諸星と大沢の)不仲を使って友情を作るというのはうまいなと思いました」と、ポロリと漏らすと、小沢が、「お前を止めるために来ているんだ!」と、制止しさらに笑いを誘うこととなったが、大沢も、諸星を主演に起用したことに、「オファーしてダメだったら『光GENJI』はあと5人いますので、どっかで当たるだろうなと。嘘ですけど(笑)」と、こちらも茶目っ気たっぷり。
真面目な話に戻って、大沢は「W主演の相方を考えた時に、ご覧になったみなさまがおもしろがって2人を見ることができるのがいいと思って。スクリーンの中に立って絵になるなというのは諸星さんだと思ったんです」と、理由を明かす。すると諸星は「“水と油”のドレッシングで相性はいいんです」と、またもふざけだし小沢から「水と油」へ改名を勧められ、諸星は「“犬と猿”がいい」と、ボケ倒していた。
その自由な空気は続き、司会から「この映画にかける意気込みは?」と、問われると諸星は「yes」と言った後に『CHAGE and ASKA』の『SAY YES』の「SAY YES!」と口ずさみ、小沢が「いいかげんにしろ!」とピシャリとたしなめると、諸星が土下座しだすなど、場内は沸きに沸き返っていた。
それでも最後は、諸星が「人とは、人生とは、を見つめなおして頂ければ」と、しっかりと締めると大沢も、「見守って頂ければ」と呼びかけることとなった。
映画『鷲と鷹』は24日より新宿ミラノほか全国順次公開!