17日より全国劇場で上映されているアニメーション「機動戦士ガンダムUC episode 7 『虹の彼方に』」。
2010年からのepisode 1から4年の歳月をかけついに完結となる本作。『逆襲のシャア』から3年後の宇宙世紀0096が舞台。地球連邦政府転覆の可能性すら秘めた『ラプラスの箱』をめぐり、ジオンの残党と地球連邦政府の思惑が錯綜し激しい激突が起こるなか、ガンダムUCを託された主人公バナージ・リンクスとミネバ・ザビの『ラプラスの箱』を求める旅の結末が描かれる。
全国35館上映となったが、その初日にはほぼチケットが完売。ファンの支持の厚さを伺わせる人気ぶりを見せている。
そんな本作へ、“ファースト”と呼ばれている『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイ役・古谷徹、ララァ・スン役・潘恵子、さらに“シャア・アズナブル”の“器”として物語の鍵を握っていたフル・フロンタル役の池田秀一からオフィシャルコメントが届いた。
■以下、コメント全文
○池田秀一
足掛け5年。
episode 7の収録を終え、心地良い充足感と虚脱感を覚える今日この頃です。
ガンダム35周年。
数多の物語が紡ぎ出されて来ましたが、『機動戦士ガンダムUC』は、中でも重要な一画に位置付けされる作品です。
今、この作品に巡り合えた事を感謝すると共に誇りに思っています。
そして長きに亘ってガンダムUCを支持してくれた皆さん、本当に有難う。
皆さんのお陰でここに辿り着く事が出来ました。
諸君、又逢う日まで!!
○古谷徹
最終章にアムロ・レイが出る事は、二年前くらいに福井晴敏さんから伺っていて、楽しみにしていましたが、何とわずか一言とは!
ですが、ライバルであり、戦友であり、かけがえのない親友でもあるシャアにかける、その一言にありったけの思いを込めて演じました。
壮大な物語となった 「機動戦士ガンダムUC」 是非、一挙上映で観てみたいです!
○潘恵子
『機動戦士ガンダムUC』 をepisode 1から7まで、一話一話、その上映を待ちどおしく劇場で拝見いたしました。
『機動戦士ガンダム』のララァに出逢ってから35年経った今、ガンダムUCで福井晴敏さん、池田さん、古谷さん、スタッフの皆さまと御一緒出来た事、そしてファンの皆さまに観て頂いた事、とても嬉しく、感謝しております。
当時は「ああ~刻(とき)が見える・・・」でしたが、
今回録音に参加させて頂いて、「ああ~刻が止まった!」
そんな気持ちになりました。
「機動戦士ガンダムUC episode 7 『虹の彼方に』」は17日より6月13日まで全国35館にて、4週間限定でイベント上映スタート!なお、同日より、先行有料配信も同時スタートとなり6月6日にはBlu-ray&DVDが一般発売(発売元:バンダイビジュアル)される。
(C)創通・サンライズ
■episode 7 「虹の彼方に」あらすじ
地球連邦政府転覆の可能性を秘めた『ラプラスの箱』の在処が遂に明かされた。
その場所は、事件の始まりの地、インダストリアル7の<メガラニカ>であった。
ビスト財団当主代行のマーサ・ビスト・カーバインは、財団権益を保持すべく、地球連邦政府中枢を担う移民問題評議会議長ローナン・マーセナスと、甥のアルベルト・ビストを伴ってシャイアン基地に直行し、事態の始末を図ろうとする。
一方、『箱』を奪取せんと先行したフル・フロンタルを追い、インダストリアル7に急ぐバナージだが、眼前にバンシィ・ノルンを駆るリディと、アンジェロのローゼン・ズールが立ち塞がる。
『箱』の守人、サイアムが待つ<メガラニカ>に到達する者は果たして――。