歌手・AI(31)が14日、都内でロッテ『ガーナ新CMチョコレート事業50周年記念プロジェクト』記者発表会に登場した。
ロッテのチョコレート事業50周年を記念しYouTube上に開局する『Choco-motion TV』。新しいチョコレートの新習慣を作り「日本人のチョコレート消費量を増やす」ことを目的としたプロジェクトで1年間展開していくという。その第1回のナレーションを佐藤浩市が務め、『ガーナミルクチョコレート』の母の日向け新CM『母の日』のために書き下ろした楽曲『ママへ』をAIが担当することとなった。
楽曲については、「ママに母の日に手紙を出すんだったらどうだろうと思って。自分を育ててくれた人に向けて書くのは涙が出ますよ。泣きすぎて進まないんです」と、別の意味で苦労したそう。歌詞を書いている最中も母親に隠れて書いていたそうで、「うちのママは外国人なので歌詞に入れましたけど、シングルマザーだったりとか大変なことを乗り越えてきた家族とか、共感できる部分もあるかなと」と、思いを語っていた。
『ガーナミルクチョコレート』の母の日向け新CM『母の日』のために書き下ろした楽曲『ママへ』を披露したAI。約50人のママさんたちが壇上にあがり、それをバックに熱唱したが途中、AIの母・バーバラさんがこっそりサプライズと登壇。2番歌唱の当たりで気づいたAIは苦笑いながらも歌唱を続けた。
驚きのあまり、何度も涙ぐむAIはプレゼント用に「いつもありがとう!何があってもI LOVE YOU」とメッセージを入れた同社製品を手渡していた。
終了後の囲み会見では、バーバラさんへの感謝を語り、目指す母親であることを語ったAI。ただし、今回のように母親の前で歌うのは「これで最後です」と、キッパリ。これは、「結婚式の最後みたく毎回、涙が止まらない。歌うたびにそれなんで。私、タイプ的にいつもありがとうというタイプじゃない」と、はにかみながら説明していた。
「生まれて初めて、真剣に自分の言いたいことを言ってすっきりした」というAIだが、「いつか私もお母さんになると思うので、バーバラのように。そういう感じでいかなきゃいけないと思う」と、前を向いていた。
また、『カイキゲッショク』のリーダーでミュージシャンのHIRO(45)との年内結婚発表をしているAIは、「チョコをあげたことある?」と問われ、「たまに作ってます。溶かして固めるだけですが」と、アツアツな様子をのぞかせる。具体的な入籍時期についての質問も飛んだが、「今年中には。また決まったらいいます」と、宣言していた。