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星野源 リリー・フランキーから“ホモ疑惑”問われ弁解!映画賞受賞で「絶望の後に嬉しい事」

星野源 リリー・フランキーから“ホモ疑惑”問われ弁解!映画賞受賞で「絶望の後に嬉しい事」
星野源が万感の思いを語った

 俳優・星野源(33)が28日、東京・シャングリ・ラ ホテル東京で『第23回日本映画批評家大賞』授賞式に出席した。

 映画『箱入り息子の恋』(監督:市井昌秀/配給:キノフィルムズ)可憐な息子の演技を披露しこのたび新人男優賞(南俊子賞)を受賞となった。

 スピーチに立った星野は「音楽の現場では『役者が本業なんでしょ?』といわれ、役者の現場に行くと『音楽が本業なんでしょ?』と言われ、からかわれ続けてきたわけですが、こういう素晴らしい賞を頂いて役者として認めていただいたのかなと思います」と、万感の思いを口にし、「まだ、本数が少ないのでいろんな映画に出演させていただきたいなと思っております」と、抱負を語った。

 さらに、助演男優賞を受賞したリリー・フランキー(50)から場内で流された『箱入り息子の恋』の映像で、「おまえホモなのか!?」と、聴かれているセリフが流れたことに、リリーは登壇すると「この会が始まってから気になっていたんですが、星野源はホモなのか…?」と、言い出すと場内は大爆笑。これに、星野は、「ホモじゃないです!役もホモじゃないです!!」と、必死の弁解で、リリーも「VTRの使われてるところがおかしいのかな」と、またも場内を爆笑される一幕もあった。しかし、その“ホモ疑惑”について、囲み会見でも報道陣から問われ「違います(笑)女の子が好きです!」と、イジり倒された。

 今回の受賞にはなみなみならぬ喜びがあったという星野。一昨年にくも膜下出血の手術を受け、一時復帰したものの、昨年6月に再手術のために、活動休止を余儀なくされたことがあったそうで、「今回の『箱入り息子の恋』と『地獄でなぜ悪い』を撮り終わった後に倒れたので、それはすごく絶望を味わったんです。この先どうなっちゃうのかなっていう状況だったんです。一度、夢が壊れたというか、諦めなきゃいけないのかなと思っていたんです。だから、こういう場に呼んで頂いて、うまく言えないんですけど、一回、夢がかなわないという後にかなうことがあるんだなって。絶望の後に、すごい嬉しい事があるんだなって実感してました」と、喜びをかみしめていた。

 今後の活動について、「長く休んでいたので休みグセがついてしまって、もう休みたいんですが(苦笑)。前は休息をとるのが苦手だったので、いまは休息をとるのが楽しくなって、芝居も楽しいので、できる限りやっていきたいと思っています」と、ペースをつくって活動していくそう。

 目指しているのは、『クレイジー・キャッツ』の植木等さんといい、「小さいころからあの明るさに励まされてきたんです。お芝居で人を励ますことができればと思っています」と、前を向いていた。

 ■第23回日本映画批評家大賞受賞者一覧
 主演男優賞:松田龍平『舟を編む』
 主演女優賞:麻生久美子『ばしゃ馬さんとビッグマウス』
 助演男優賞:リリー・フランキー『凶悪』『そして父になる』
 助演女優賞:伊藤蘭『少年H』
 新人賞:黒木華『草原の椅子』
 新人賞:星野源『箱入り息子の嫁』
 新人賞:大原櫻子『カノジョは嘘を愛しすぎてる』
 Gグローリー賞:加賀まりこ
 Gグローリー賞:吉行和子
 Gグローリー賞:ミッキー・カーチス
 ダイヤモンド賞:有馬稲子
 監督賞:吉田恵輔『ばしゃ馬さんとビッグマウス』
 作品賞:『舟を編む』
 新人監督賞:中野量太『チチを撮りに』
 新人監督賞:白石和彌『凶悪』
 編集賞:井上秀明『青木ヶ原』
 アニメーション作品賞:『かぐや姫の物語』
 アニメーション監督賞:高畑勲
 アニメーション功労賞:小島俊彦『かぐや姫の物語』ほか
 アニメーション功労賞:伊藤克己『音響効果』
 ドキュメンタリー賞:『オース!バタヤン』

星野源 リリー・フランキーから“ホモ疑惑”問われ弁解!映画賞受賞で「絶望の後に嬉しい事」

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