
平均年齢13・6歳の女子7人組グループ『Fairies(フェアリーズ)』が11日、神奈川・ラゾーナ川崎でバレンタインミニライブを行い、2回公演で計8000人を魅了した。
昨年9月にデビューし、『第53回日本レコード大賞』で最優秀新人賞、『第44回日本有線大賞』で新人賞を獲得するなど、今後の飛躍が期待できるダンス&ボーカルグループ。
寒空の下、Tシャツにピンク、赤、黄色のジャケットを羽織り、デニムのショートパンツに生足全開という元気と若さをアピールした衣装で登場した7人。大人っぽい曲であるデビュー曲『More Kiss』をキレのあるダンスとともに披露。
男性ファンに交じって、女子中高生たちからの黄色い歓声を受けながら、「みなさんこんにちはフェアリーズです」と、全員で元気にあいさつ。

下村実生(13)「1部よりは少し寒いんですが、がんばりましょー。あっ、がんばります」というと、会場から、「可愛いー」の声に照れつつ、「応援よろしくお願いします」。
井上理香子(15)「盛り上がる準備はできてますかー。いまから一緒に盛り上がりましょう」
藤田みりあ(13)「今日、フェアリーズのイベントに初めて来た方っていらっしゃいますか? 握手会のイベントで見た方が多いんですが、盛り上がっていきましょー」
伊藤萌々香(14)「今日はバレンタインデーイベントということで、チョコもらいましたかー。7人それぞれラッピングされているので、誰のが当たるか楽しみにしていてください」
野元空(14)「久しぶりのラゾーナ川崎プラザのイベントで、屋外のイベント。私、雨女なんですけど今日は、晴れて良かったです。この天気に負けないように、盛り上がっていきましょー」
林田真尋(13)「1部よりも盛り上がっていきましょう」
清村川音(13)「ここで、みなさんに重大な発表があります。私たちフェアリーズは、4月4日に3rdシングルのリリースが決定しました」というと、観客から拍手と、「おめでとー」の歓声が沸き起こる。「そして、このイベントもあと3曲あるので、ようしゃなく叫んで盛り上がってくださーい。よろしくお願いしまーす」
「次の曲は、サビの部分のフリで、私たちがLOVEと書いているので、そこに注目して聞いてください」と、フリを入れて2曲目へ。
『Song for You』『HERO』『Sweet Jewel』と、4曲を歌い終えて、ミニライブ終了。ここで、書道七段の腕前という野元直筆の「今年はツアー!!」というメッセージが入った特大ハート形チョコレートが登場。
野元は、「メンバー7人の中に3人も九州のメンバーがいて、いるし、北海道とか遠くからイベントに来てくれるファンの人がいたりもする。今度は私たちが行く番だなと思うんです。『47都道府県全部回りたい!』願望です」と、意気込んだ。
ファンへのチョコのプレゼントを行ったメンバーだが、プライベートでは、メンバー全員が手作りチョコを用意するそうで、井上は、「“友チョコ”を配るためにいっぱい作る。余分に作る。もらった時に返せるように」と、具体的な数字は決めていないそうだが、毎年、多めに作っているという。
その腕前はというと、藤田は、「最近みんな料理するのにハマってて、お弁当作ったりしている」と、自信をのぞかせると、清村は、「チョコはみんな作ったことないからわからないですね」と、交換して、誰のが当たるか楽しみと語った。
アイドルグループ戦国時代と言われる昨今、その中でも抜け出している『AKB48』に対しては、藤田が、「AKBさんはすてき。1人1人が個性があって憧れる」という。
その一方で、AKB48に負けない魅力として、清村は、「大人っぽい世界観と表情とダンスのキレだけは負けません」と、強気で言い、井上は、「(都内で)7人で共同生活を送っているのでチームワークは負けないと思う」と、グループの特性をアピールした。

















