お笑いトリオ『ダチョウ倶楽部』の上島竜兵（53）、リーダーの肥後克広（51）が3月26日、都内で映画『上島ジェーン～ビヨンド～』（監督・企画：マッコイ斉藤）制作発表会見を、元『恵比寿マスカッツ』の希志あいの（26）と安藤あいか（29）、モデル・清宮佑美（29）、元AKB・SDN48の野呂佳代（30）、ミュージシャンの結城リナ（28）らとともに開催した。
2009年に上島が主演した作品が帰ってきた。芸人仲間の有吉弘行が助演で公開されたサーフドキュメンタリー映画『上島ジェーン』の続編となる『上島ジェーン～ビヨンド～』。有吉の「自分は千葉の海で波に乗ることができて、仕事も波に乗って、今の地位を築いた！上島さんにサーフィンに挑戦して、今後の仕事の波に乗ってほしい！」との言葉をきっかけに制作がスタートし、前作に続きマッコイ監督が引き続きメガホンをとる。
上島は、会見冒頭から「また懲りずに主演の映画を作ってしまいました。誠に申し訳ございませんでした！」と、いきなり謝罪。すかさず肥後が「謝罪じゃない！発表会！」と、ツッコむが挨拶が回ってくると「本当に申し訳ございませんでした！最低の映画を作ってしまいました！」と、“ダチョウ倶楽部”ワールド全開で報道陣を沸かせた。
本作について上島は、「前回より凌ぐ作品になっていると思います」と、自信をのぞかせ、マッコイ監督は「ビートたけしさんから東スポ映画大賞特別作品賞をいただいて、もう一度欲しいなと思って『ビヨンド』つけました！」と、下心ミエミエのコメントが飛び出すことも。
1作目にも出演している清宮へ、MCから裏話はないのかと振ると、「上島さんがお漏らししました…。大の大人がお漏らしを！ウェットスーツなのでトイレ行くのは難しかったとは思うんですけども、気づいたら『ジャー』となってて、でも可愛かった～」と、容赦なく暴露。上島は慌てて「サーファーみんなやってるみたいですよ！」と、“ガセ”コメントをすると、ほかのキャストからツッコまれまくり“フルボッコ”状態となった。
暴露は続き、希志からは「日差しが嫌いなんですかね。車からビーチまで相合傘してました」と、コメントするとマッコイ監督から「それ狙ってるんですよ！5年前は清宮さんのこと『大好き』って言ってましたけど、今回『ブタ野郎！』って言ってました！」と言い、これをきっかけに肥後は「有吉から聞いていたけどセクハラがひどいんだよね。匂いかがれたでしょう？野呂以外はみんなセクハラしてるもん」と言い出し、“以外”と言われた野呂は、「私といるときは何にもしてくれないんですよ」と、うなずいていた。
会見では今回のために野呂、安藤、結城で結成された『九十九里ッターズ』の楽曲が披露され、歌い終えた野呂は「アイドルの勘を取り戻しました！」と、コメントすると肥後が「お前、自分がセンターじゃないってブーたれてたろ！」とツッコむ。センターをAD宮田さんに取られた野呂は「宮田さんがやりやがって！腹立つ時もありましたけど、グループなんでしょうがないです」と、本音を吐く一幕も。
囲み会見で上島に「サーフィンには乗れたんですか？」の質問には肥後が「乗れたかな～？たぶん全員が『こいつ絶対乗ってない！』と思っていると思う！たぶん、見てて上島に対してイライラしてくると思う、イライラするを通り越すと笑えると思う。ある記者さんが映画見て、上島を大嫌いになっちゃうぐらい、人の感情を逆なでする映画です！そういう意味ではすごい映画」と、激辛評価。
さらに、肥後の追撃は続き「セクハラがひどかったよね！清宮さんなんか髪の匂い嗅がれて『シャンプー何使ってんの～』って気持ち悪いんですよ！映画で清宮さんとケンカのシーンがあるんだけど、日頃のセクハラのストレス溜まってんのか、本気で上島をボッコボッコにしてましたよ！オレも蹴っ飛ばして、カメラ持ってる監督も撮りながら蹴っ飛ばしてましたよ。そん時に『あ～こいつ全員に嫌われているんだな～』って思った」と、暴露し、またも大爆笑となることに。
質問は続き、『上島ジェーン～ビヨンド～』は『アウトレイジ・ビヨンド』の便乗かと質問になると「便乗させていただきました！」あっさり認め「パクりました、すいません」と頭をペコリとしつつ、『東スポ』大賞への野望もチラリ。
そんな、笑いが絶えない会見だったが、最後に「上島竜兵にとって映画とは」と質問に上島は「映画とはスクリーンに映し出せる映像！」と、普通のコメントに一同ポッカーンとなり「お忙しい中、本当に申し訳ございません！」と、平謝りで会場を後にした。
映画『上島ジェーン～ビヨンド～』は4月26日よりシネマート新宿などで順次公開予定！
