俳優・古田新太（48）が30日、東京・新宿バルト9でゲキ×シネ『ZIPANG PUNK～五右衛門ロックIII』（配給：ヴィレッジ／ティ・ジョイ）舞台あいさつに俳優・浦井健治（32）、麿赤兒（71）、女優・高橋由美子（40）とともに登場し、司会は中井美穂（49）が務めた。
天下無敵の大泥棒“石川五右衛門”（古田）に若きイケメン探偵“明智心九郎”（三浦春馬）、女盗賊“猫の目お銀”（蒼井優）、尼僧さん（高橋由美子）、前田慶次郎（橋本じゅん）、石田三成（粟根まこと）、堺の豪商（村井國夫）、豊臣秀吉（麿）、“王子”シャルル・ド・ボスコーニュ（浦井）といった豪華メンバーが集結し空海の隠したと言われる黄金をめぐって、歌って、踊って、また踊る『劇団☆新感線』の2012年末から2013年にかけて上演されたエンターテインメント舞台をゲキ×シネとして、スクリーン公開するもの。
上映後、この日は残念ながら三浦は高熱のため急きょ欠席となったことがアナウンスされ、中井から「大変申し訳なく思います。楽しんで頂けると嬉しいです」などの三浦からのメッセージが読み上げられることに。
これに古田は便乗し、「きょうはみなさん楽しんで頂けたでしょうか？三浦春馬です」と自己紹介しだし場内を盛り上げることに。『ZIPANG PUNK～五右衛門ロックIII』の公演について、古田は「村井國夫さんという先輩がいたんですごい楽しみにしていた。喫煙所で僕ら3人ずっと一緒で、肩が痛いとか、腰が痛いとかそういう話でね」と、楽屋トークのノリで話すことに。
そんな古田について、新感線舞台初出演だった麿は、「古田さんのことはよく知ってた。世紀の詐欺師のようなものだと。彼も小劇場から来て、いつの間にかあれよあれよと大きくなった。その秘密を探ろうと言う気持ちだった」と、ニヤリと笑うと、古田も、「大体オレオレ劇団の用な感じですからねそれから金をせしめていく」と、さらに乗っかり、楽しげなトーク展開となった。
さらに、古田は新感線初出演だった三浦と蒼井についても言及し、「2人とも頑張り屋。好感度上げてこいっていて、ワンわんにゃんと踊って、舞台袖でゼーハーしながら、『どうでしたか？』って言って。春馬もキランキランってやったあとゼーハー言いながら、『どうでした？』と聞いてきて、良かった！と言いました」と、その実力を認めているようだった。
その後、大ヒットを祈り樽酒を鏡割りし、最後に古田は、「この場に春馬が来れなくて残念でしたけど、これからも、くだんないものを作って行こうと思っていますので、期待して下さい」と締めくくっていた。
ゲキ×シネ『ZIPANG PUNK～五右衛門ロックIII』は29日より全国上映中！
