俳優の藤岡弘、（68）が4日、東京・銀座のぐんま総合情報センターで『群馬探検隊』記者発表会に登場した。
ネット上で「未開の土」「世界の果てにある秘境」等々、“グンマー”と呼ばれる群馬県が、その状況を打破したいと新たに『群馬県公認 群馬探検隊』の発足を宣言。探検隊長に藤岡が就任し、群馬県知事の大澤正明から任命書を授与された。ぐんまちゃんが隊長補佐兼コーディネーターに、県庁の担当者3名が隊員になる。活動の様子はウェブサイト群馬探検隊でマンガとしてレポートが掲載されていく。
藤岡隊長は「ちょっと恥ずかしいというか、嬉しいですね」とニッコリ。これまでに世界各地を巡ってきたが「改めて群馬という魅力を堪能できて喜んでいるんですよ。冒険の旅は楽しいですよ」と朗らかに笑った。
自身の藤岡姓のルーツが群馬県藤岡市にあるといわれているという藤岡隊長は「馬がすごく好きなんですよね。最初から乗れたんです。どうも呼ばれたのが偶然ではないような気がする」と渋い声で語り「温泉もたくさんある。伊香保、水上、草津…温泉大好き人間なので。本当に温泉は最高ですよ！」とアピールした。
知事から「世界のあらゆる場所を知り尽くされている方で群馬の魅力の再発見するのに非常に適任者である」として選ばれた藤岡隊長。食べ物についても「野菜が豊富で美味しい。うどんも美味しいな。野菜がたっぷり入っている」と微笑みを浮かべ「水も美味しい。歴史も紐解いてみたいと思いましたね」と語った。
“秘境グンマー”と呼ばれていることに「夢があっていいじゃないですか」と語り地域の住人に「謙虚で控えめでおもてなしの心がある」と賞賛。「こんなに素敵なところが日本の中にあるのにどうして足をはこばないのか不思議。逆にこれまで封印されてたんじゃないかな。そう思いますね」と語り「これから私も弟子たちとキャンプやサバイバルの訓練をしたいです」と頼もしく語った。
