ゲームの国内最大級の祭典「東京ゲームショウ2014」（一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会、日経BP社主催）の開催概要会見が19日、都内で行われた。同協会の鵜之澤伸会長は「昨年は大成功だった」と満面の笑み。昨年から今年にかけて、プレイステーション4やXboxら次世代ゲーム機が発売される一方、スマフォゲームも台頭し、ゲーム界を盛り上げているが、「両方足すとどんどん伸びている。ゲーム業界を進化させるのが私たちの役目。みなさんにどんどん新しいご提案をしていただきたい。今年もふるってご参加ください！」とPRした。
昨年は352社が出展し、27万人を超える来場者を集め、いずれも過去最高となった「東京ゲームショウ」。今年のテーマは『GAMEは変わる、遊びを変える。』で、新しいゲームが引き起こすイノベーションが遊びを変えていくという強い意志を表したもの。9月18日から同21日までの4日間、千葉・幕張メッセで開催される。
共催の日経BP社・長田公平会長も「この12年、イノベーションが起こるたびに成長し、ゲーム業界がますます大きくなっている。昨今のゲーム業界ではネットワーク化がキーワード。ネットワークを通じてユーザーニーズを把握し、それをどう、おもしろいモノに商品化していくか。これからはビッグデータを活用したゲーム業界の新しいステージ」と意欲満々だ。
今年の特長は、グローバルなゲームマーケットの拡大を目的に、一般来場者の満足度向上、ビジネス機能の強化、グローバルなPR機能を強化する点。会場は昨年同様、「展示ホール1〜9」、「イベントホール」、「国際会議場」を使用。ゲームソフトを中心にした一般展示や、グッズの物販コーナー、スマートフォンゲームコーナーに加え、女性ユーザーをターゲットにした「ロマンスゲームコーナー」など多彩なレイアウト。昨年好評だった、コスプレ関連アイテムを展示する「コスプレコーナー」も設置する。
人気ゲームや関連アニメにちなんだ音楽ライブイベントや、「日本ゲーム大賞2014」も発表されるなど、今回も見どころは盛りだくさん。成長＆進化の著しいゲーム界。今年のショウではどんな新しい世界を見せてくれるか!?
