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【ソチ五輪】カーリング女子、韓国と初戦!小笠原選手、最終ショットを決めきれず7-12で敗れる

 カーリング日本女子代表(北海道銀行)が、11日に行われた「カーリング 女子・予選リーグ」(アイスキューブカーリングセンター)の第1戦となる韓国戦に挑み、7-12で敗れた。

 インフルエンザで1、2戦を欠場することが日本オリンピック委員会(JOC)から発表された小野寺佳歩選手(22)に変わって、セカンドに吉田知那美選手(22)を起用した。

 リード:苫米地美智子選手(34)、セカンド:吉田知那美選手(22)、サード:船山弓枝選手(35)、スキップ:小笠原歩選手(35)。

 カーリングは最終的にハウスといわれる円の中心に近いところにストーンをおいたチームが勝ち。そこから中心円に近いストーンの数がポイントの数となる。そのため、最終的にストーンを投じられる後攻が有利となる。そして、1エンドで2点より多い得点を取るとビッグエンドとなり、1点は先攻がよく守った[後攻が先攻に1点取らされた]ということになる。また、先攻のチームに転を取られることをスティールと言う。

 試合が動いたのが、2-2の日本後攻で迎えた第3エンド。スティールされそうになったところを小笠原選手のショットでなんとか1点を取る。韓国有利で進む第6エンド。韓国後攻で3点を取るビッグエンド7-5とする。

 さらに、第9エンド。序盤から韓国がいい形を作り、韓国に1点スティールを許してしまい10-7とされる。最終エンド、有利な韓国の後攻で、3点を奪うビッグエンドにしなければならない絶体絶命のピンチ。

 最後の勝負へ向け、コーチと作戦を練る。韓国が最後のショットを終えて、円中央付近に韓国のストーンが2つ。(真上からの映像で)左端に日本のストーンが2つ。日本最終投の小笠原は、韓国のストーンを2つ円外にはじき出し、円内に日本のストーンだけを残すショット。同点にしてエキストラエンドに持ち込みたいところ。

 しかし、小笠原のショットは失敗。逆に、韓国のストーンが中心から近い形で2つ残ってしまう。韓国に2点が入り7-12で試合終了。

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