女優・吉瀬美智子（38）が23日、都内で行われた、最もジュエリーが似合う著名人に贈られる『第25回 日本ジュエリーベストドレッサー賞』授賞式に出席した。
両肩を出し、首から胸元にかけて大きく開いたショート丈のドレスに黒のヒールで登場。報道陣を驚かせた。昨年の7月に第1子となる女児を出産後、初めての公の場。出産前と変わらぬプロポーションと、セクシーさを増したようなドレス姿に、会場中をため息が包み込み、吉瀬のエレガントさに魅了された。
贈呈されたプラチナ・ダイヤモンドネックレスを胸元に輝かせ、宝飾関係者にエスコートされながら、笑顔でステージを一周。「昨年、一児の母となり、いっそう美しさを増しており、光り輝くジュエリーがふさわしい」との理由から［30代部門］での受賞となった吉瀬は、「昨年、子供の方を出産させていただきまして」と、出産の報告をすると会場から温かい拍手が送られ、ちょっとハニカム。
さらに、「最近は子育てに追われておりまして、なかなかジュエリーを付けることが少なくなりました。授かる前に、子供とペアでブレスレットの方を購入して、今日、子どもとペアになったジュエリーを初めてつけさせていただきました。（子供は）今も付けていると思います。離れていても、心がつながっている感じがしますので、ジュエリーは本当に素敵だなと思います。40代・50代になってもダイヤモンドのように透明感を持ち続けられる女性になりたいと思います」と語っていた。
受賞後の取材で、「さっき鏡で見せていただいたんですけど、上に乗っかっている部分が動くたびに揺れるんですよ。そうすると輝きが倍に見える。歩くとキラキラしててきれいだなと。エレベーターの鏡のところで」と、ざっくばらんなトークに笑いが起きる。
愛娘とのペア・ブレスレッドについて聞かれると、「（子供を）授かる前に、授かりたいから願掛けみたいなものですよね。お揃いのモノを買って、まだ生まれたてだと、手首が小さいから抜けちゃう。6ヶ月になってやっと、腕に輪ゴムがハマっているような感じのお肉になったので、今日タイミングよく子供につけました」と、願掛けの意味で購入したという。
腕を揃えて、2人一緒に記念写真を撮ったそうで、「のちのちは2つ一緒に娘さんに渡して代々」と聞かれると、「考えてなかったです。それいいですね。いただきます」と、何度も言ってニッコリと微笑んだ。
普段つけるジュエリーは、シンプルなものが多いそうで、「こういうもの（副賞の数々の豪華なジュエリー）はうれしいです。ドレスアップした場所につけていきたいです。子育てしていると、子供が引っ張ってちぎれそうになったりするので、子供預けて、イタリアンとかすてきなお店に連れて行っていただきたいですね」と、控えめにおねだり。
内面から輝く努力として、「産後だったので、映る仕事なので、体型を戻すことに苦労しました。食事制限！食べるの大好きなので（笑）。ジュエリーが似合う体型にならなきゃと、必死に3ヶ月間がんばりました」と、告白すると、報道陣から、「かわらないですね」と言われ、「本当ですか。うれしいですね。もっといってください」と、子供のような笑顔。さらに「出産前より痩せた？」と聞かれると、「抱っこするから筋トレになっているのかも」と、腕を上下に曲げる仕草をして笑う。
衣装のポイントは、「ジュエリーが目立ってほしいので、胸元を出すこと。可愛らしさもあるレースがあるものを（スタイリストさんに）お願いしました」と、ジュエリーが映える衣装をチョイスしたという。
各年代の受賞者には、「10代部門」に川口春菜（18）、「20代部門」に吉高由里子（25）、「30代部門」に吉瀬美智子（38）、「40代部門」に鈴木保奈美（47）、「50代部門」に浅野温子（52）、「60代以上部門」に竹下景子（60）、「男性部門」に市原隼人（27）、「特別賞」に『嵐』の松本潤（30）が選ばれた。
