女優・鈴木保奈美(47)が23日、都内で行われた、最もジュエリーが似合う著名人に贈られる『第25回 日本ジュエリーベストドレッサー賞』授賞式に出席した。
黒のノースリーブのトップスに白のロングスカートとチュールが2枚1組になったスカートの上品なドレスで登場。贈呈されたダイヤモンド・ペンダント・ネックレスを胸元に輝かせ、宝飾関係者にエスコートされながら、笑顔でステージを一周した。
「人気・実力ともにトップ女優として活躍し続けることが永遠に輝き続けるジュエリーがもっともふさわしい」との理由から[40代部門]での受賞となった鈴木は、「中学生の頃、祖父からハートのネックレスをもらいました。それが初めてのネックレスで、自治会の伊勢志摩旅行のおみやげだったので、いかほどのものか今となってはわからないんですけど、私にとってはとても大切なネックレスで、今でも直したりしながら大事に使っています。私にとってジュエリーとは、祖父の思い出が詰まったモノです」と、ジュエリーの思い出を語った。
続けて、「今回の受賞のお話を伺って、私がいただいていいのかと驚いたんですが、今まで何とかやってきたご褒美と、これからもっとしっかりやっていきなさいという励ましの意味だと思うことにしました。強の幸せな気持ちを明日から少しでもみなさまにお返しできるように、しっかり生きて行こうと思います」と、感謝の言葉。
「撮影の場所に着くと外すし、家で洗いものするときにも外しますし」と普段はあまりジュエリーをつける機会がないことを明かした鈴木だが、夫・石橋からは「つけきれない程、(ジュエリーを)買っていただいております」と告白。太っ腹ぶりに報道陣が驚くと、「そういうことにしておいてください(笑)」とお茶目にコメントした。
受賞後の取材で、「お仕事でもあまりつける機会がないので、とてもうれしいです。華やかな気分になります。撮影の場所に着くと自分のものは外しますし、家で洗い物するときは外します」と、なかなかジュエリーを身に着ける機会がないという。
ご主人のお笑いコンビ『とんねるず』の石橋貴明は、「何時に変えるの?」とそっけなかったそうで、宝石似合うよとか「言われませんよ」と、明かした。でも、「ご主人はジュエリーをプレゼントされるんでしょ?」と問われると、「たくさん買っていただいてます。付けきれないほど」というと、「そういうことにしといてください(笑)」と、茶目っ気たっぷりに言って大笑いした。
宝石のイメージは、「自然から生まれるものなので貴重なものですし、いつか枯渇するのではないかと。いろいろ考えると心配になります。そういうことをいつか伺ってみたいなぁ」と、“天然資源”を心配した。
おじぃちゃんからもらったパールのネックレスは、「30年使ってます。私が持っているものを娘にあげることもできるし、世代を超えてイケるので」と、大切にしているという
今年の目標は、「今年は体力つけて、いっぱい食べて、一杯飲めるようになりたいな」と、イタズラっぽく笑う。日々の努力は、「努力しているかわかりませんが、こういう場で感謝の気持ちを忘れずに、みなさんお一人お一人の目を見て話せる人間であろうという気持ちは持ち続けようと思っております」と、一転、真面目な顔で語った。
各年代の受賞者には、「10代部門」に川口春菜(18)、「20代部門」に吉高由里子(25)、「30代部門」に吉瀬美智子(38)、「40代部門」に鈴木保奈美(47)、「50代部門」に浅野温子(52)、「60代以上部門」に竹下景子(60)、「男性部門」に市原隼人(27)、「特別賞」に『嵐』の松本潤(30)が選ばれた。