アイドルグループ『AKB48』の海外の姉妹グループで『SNH48』の“まりやんぬ”鈴木まりや（22）と『Girl＜s＞ACTRY』の“もーちん”替地桃子（21）が8日、東京・イオンシネマ板橋で映画『こっくりさん 新都市伝説』（監督・脚本：仁同正明／配給：チャンスイン）初日舞台あいさつに登壇した。
待望の初日を迎えたが、本日関東地方は20年に1度という大雪という悪天候。しかし、鈴木はポジティブに捉えているようで、「20年に1度の大雪という日に映画の公開をすることができて、20年に一度の日でめでたいなと思っているんです」と、率直な気持ちを話しつつ、「20年前の2歳の私はこんな、ことを思ってもいなかったと思います！」と、笑みがこぼれた。
鈴木は前作の『こっくりさん 劇場版』（参照記事：http://japan-newslounge.com/archives/6047）や『2ちゃんねるの呪い新劇場版』と、ホラー映画に立て続けで主演を務めたため“ホラー女王”の様相も呈してきているが、鈴木は、「小学校の5年生のときにCM女王と言われたかったんですけど、同じ女王といわれて嬉しいです。もっともっと突き進んでいきたいと、思います」と、新たな称号に喜びの声を寄せることもあった。
撮影中のエピソードとしては、替地が、「写真で四コマを作るのが好きなんです。それでまりやんぬにいろんなポーズをしてもらってたんですけど、そのときに、学校の制服で来ようとノリで言ったんです。私は冗談だと思っていたんですけど、まりやんぬが本当に制服姿で現場に来て、カワイイと思いつつ、でも申し訳なかった！」と、平謝り！
すると、制服姿だった鈴木は「近づくまで私だと思ってもらえなくて、スタッフさんも気づいてくれませんでした」と言いつつも、周囲の反応はまんざらでもなかったようで、司会から「それは22歳でも制服行けるアピール？」と、問われると、「行けるアピールです（笑）30歳くらいまで、やれるまでやりたい」と、乗り気。これに替地も、「いけると思いますよ！髪型とかやればできると思います！」と、太鼓判だった。
そんな2人は、仲はいいそうで、お互いについて、鈴木は替地に「大先輩で、こんなにフワフワしてて、本番直前まではニコニコしているのに、撮影が始まったときの切り替えにビックリしていました」と挙げ、逆に替地は、「いつもアイドルやってるから、すごい忙しいし台本覚えるの大変かなと思ったら、現場に入るまでに全部入っていて、本当にすごい人だからビックリしちゃう。それに、エキストラの方から、『アイドルをやりたいんですけど』と相談を受けて、すっごい丁寧に質問を返してました」と、それぞれの魅力を話すこととなった。
また、土下座のシーンがあるそうだが、本作は昨年の6月末から7月にかけて撮影されたそうで、大人気ドラマ『半沢直樹』で有名な土下座のシーンがあったことにかけ、鈴木が、「『半沢直樹』がこっくりさんを真似したと思います」と、大きく出て盛り上げる一幕もあった。
ほかにも、イチオシのシーンに話が向くと、2人とも血のりのシーンで盛り上がり、替地が「痛そうだったよね。でも、みんな楽しんでやってました」というと、鈴木は、「血のりは撮影をしていると、段々おいしそうに見えてきて、血が好きになってきました。CM女王なら血には巡り会えてなかったので、ホラー女王になれてよかったです」と、ぶっちゃけ、笑いを誘っていた。
映画『こっくりさん 新都市伝説』は8日より同所にて上映スタート！
■STORY
驚愕の高校に通うマリ（鈴木まりや）は先輩の吉川（小西成弥）に思いを寄せていた。クラスメイトの咲（替地桃子）も吉川に思いを寄せている事を知っていたマリは自分を偽り吉川と咲を応援する。ある日マリや友人たちにそそのかされた咲は『エンジェル様』で恋占いをする。その日から『エンジェル様』に参加したメンバーが次々と無残な事故に遭っていく。残ったマリはすべての事故が『エンジェル様』による悪霊の仕業だと知り、オカルトに精通しているクラスメイトのユナ（神定まお）に助けを求めるのだが…。
