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【ソチ五輪】上村愛子、「フリースタイル 女子モーグル・予選」7位で予選突破

 オリンピックに5大会連続で出場している「女子モーグル」日本代表の上村愛子選手(34=北野建設)が6日行われた「フリースタイル 女子モーグル・予選」(ロザ・フトル・エクストリーム・パーク)に出場。予選1回目のトライアルで7位に入り、9日に行われる決勝に駒を進めた。

 星野純子選手(24=リステル)が19.72で15位。村田愛里咲選手(23=福岡・行学学園教員)が16.69で16位。昨年12月に右膝靭帯(じんたい)損傷し、復活を期した伊藤みき選手(26=北野建設)は、予選直前の公式練習で転倒し棄権。3人は開会式翌日の8日に行われる予選2回目に決勝進出をかける。

 長野から5大会連続オリンピック代表の上村愛子選手(34=北野建設)。1998年『長野オリンピック』7位、2002年『ソルトレイクシティオリンピック』 6位、2006年『トリノオリンピック』5位、2010年『バンクーバーオリンピック』4位と、着実に一歩ずつメダルに近づいており、今回こそは、悲願の表彰台へ!

 1回目 最初のエアーはヘリコプター。 ミドルセッションは上村選手得意のカービンターン。セカンドエアーはバックフリップを決める。タイムは30.74秒。ゴールではガッツポーズを見せる。スコアは20.01で7位。決勝日の準々決勝進出を決めた。

 日本女子モーグル勢4人の先陣を切ったのが、バンクーバーオリンピックで8位。13年世界選手権のデュアルモーグルで5位の村田愛里咲選手(23=福岡・行学学園教員)。12番スタート。

 1回目 最初のエアーにバックフルツイストの大技をいきなり繰り出す。着地ではコブが硬く弾かれてしまい、体重が後ろにかかってしまう。しかし、ミドルセッションで何とか持ちこたえ、体制を立て直す。セカンドエアーは、バックフリップを決める。スコアは16.69で16位。

 2人目は、14年1月のW杯第6戦で3位。初の表彰台で代表に滑り込んで日本代表をゲットした“シンデレラ・ガール”星野純子選手(24=リステル)。21番スタート。

 1回目 最初のエアーはヘリコプター。腰が折れ曲がり着地が左に行ってしまう。セカンドエアーはバックフリップ。ゴールと同時にガッツポーズ。スコアは、19.72で15位。

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