グラビアアイドル・森下悠里（29）が4日、都内で米映画『エリジウム』Blu-ray＆DVD発売イベントに登場した。
映画『第9地区』で話題となった鬼才ニール・ブロムカンプ監督最新作品。ひと握りの富裕層が上空に浮かぶスペースコロニー『エリジウム』で極上の人生を謳歌する一方、人類の大多数は荒廃しきった地球で貧しい生活を強いられていた。スラムに暮らすマックスは、ある日不慮の事故に遭い余命5日と宣告されてしまう。生き残るには医療ポッドのあるエリジウムに進入するしかない。パワードスーツを手に入れ、決死の覚悟でエリジウムへ挑むのだが…。森下はそのボディーを張り、芸能界で運命をつかみとり『エリジウム』（楽園）へ足を踏み入れたのことからゲスト出演することとなった。
いつもながらの露出の高い衣装に本作の主人公が着用していたという搭乗型パワードスーツをつけ現れた森下。これまでも、さまざまなセクシーコスプレなどを披露してきた森下だが、パワードスーツは格別なようで、「きょう1位が変わりました。圧倒的ですね！やっぱり未来的でいいですよね。グラビア界もこう行きたいです」と、ご満悦。
着用した感想については、「すごいです！私ロボットになれたような。こんなに貴重なものを付けさせて頂いて、光栄です」と、笑みを見せるが、司会から90センチGカップの豊満な胸が歩くと揺れないかという心配をされると、「胸が大きい女の子って転びやすいんです。前にころんじゃったりとか、バストって2、3キロあったりしてバランスが難しいですけど、パワードスーツのおかげで安定しています。階段とか降っていても、胸の重さで、前に転びそうになったりですとか、顔から転んでましたから。きょうは安定してます！」と、胸の大きい女性ならではの視点を披露することに。
さらに、グラビア界で生き残る秘訣を問われると、「9年グラビアやってる子って少なくなってくるんですけど、同世代の子とその話になるんですよ。結婚した子とかもいるので、それは勝ち組だと思うんですけど」と前置きをしつつ、「私を含め残っている子は、すごいタフですよね。少ない睡眠時間でも倒れないし、つねに元気いっぱいでお仕事をしている子が多い。やっぱりタフじゃないと体力的にも精神的にも厳しいと思います。この時期寒いじゃないですか。雪の上でもビキニになって、『そこで寝て』とかあるんですよ。冷たすぎて肌が真っ赤になっても、現場の空気はそんなのお構いなしなので、自分が寒いことを我慢してたりしますね。常に体を見せる仕事なので、365日ダイエットのことも考えないといけませんし、多く我慢が必要だと思います。だから、我慢ができる子とか、タフな子なんです」と、真面目に思いを語る。
作品については、「本当に衝撃を受けたんです！映画趣味で好きで観たりしているんですけど、2回観て感動しました。マット・デイモンもすごいですけど、いまから150年後って、超富裕層と貧しい方達と分かれるんじゃないかと思って心が痛くなりました。150年後ここまで、ダメになってしまうのかもと思うと、今からできることってなんだろうと考えこんでしまいます。これは観ないと損だと思います」と熱を入れてPRしていた。
本作に肉食系な登場人物もいることから、肉食と草食のどちらがタイプかと問われると、「肉食も好きなんですけど、草食も魅力があるんです。ピュアでデリケートな方が多くて、そういう方を誘惑してみたいという気持ちもあるんです。落としてみたいです。とにかく男好きなんだと思います。昔は年上じゃなきゃと思っていて70代、80代の方とデートしたことありました。でも、最近、自分が大人になってきて、年下もいいなと思えるようになってきて、ストライクゾーンが広くなっているんです」と、笑みを浮かべていた。
囲み会見では、パワードスーツをきて、してみたいことを尋ねられると、「私、結構、電車とかで、痴漢に遭遇することがあって、悔しい思いをするんですけど、痴漢を撃退したいですね」と、切実な話をすることに。
富裕層と貧困層に二分された未来を描く作品だけに「富裕層の人と結婚したい？」との質問をされると、「私の知っている富裕層の方はみんな愛人がいて嫌なので、普通の方がいいですね。富裕層の方はお友達とかだと楽しいですけど、奥さんになると大変そうなので。私、ヤキモチやきですので浮気できないくらい貧乏な人がいいです。平均年収より低くても私が稼ぎます」とコメントし、報道陣を沸かせていた。
『エリジウム』Blu-ray＆DVD＆デジタル配信は5日より。プレミアム・エディションは5695円（税別）2枚組で発売！
