俳優の杉浦太陽（32）が4日、都内で映画『クロワッサンで朝食を』Blu-ray＆DVD発売記念イベントにタレントの葉加瀬マイ（26）と登場した。
85歳になるフランスの大女優ジャンヌ・モローが主演を務める同作はフランス映画として日本全国で大ヒットした大人の映画。高級アパルトメントに住む気難しい老婦人と孤独な家政婦の姿を通し、永遠の都パリの素顔と心の交流を描いた作品。
エプロン姿で登場した杉浦は「85歳で主演を張れるジャンヌ・モローの歳の重ねかたがすごい。ふたりの親子愛のような、友情のような暖かい空気で引きこまれました」とコメント。料理上手でも知られる杉浦だが、この日は作品にちなみ2品のクロワッサンを用意。ツナにのりの佃煮を加えた和風アレンジとベーコンと目玉焼きにジャムを使ったソースを合わせたワンランク上の朝食を披露した。
ふたりともジャンヌ演じる老婦人の性に驚きの声。葉加瀬は「こういう年の取り方をしたいです。若い男性の恋人がいるって女として喜びを感じるのかな。ドキドキするシーンもありました」と感心。杉浦も「85歳でも女性は女性でした。レディでした。僕も85歳になっても妻を大事に、ずっとラブラブで、甘えてくる彼女を支えてあげる男になろうと思いました」と感慨深く語った。それを聞いた葉加瀬が「私も年をとっても大事にしてくれる男性と過ごしたいです。ちょっといないですか？」とGカップのバストを悩ましげに弾ませた。
ジャンヌの演技に、杉浦は「圧巻の芝居。ふたりの関係性が表情だけで伝わってくる。昔の恋人の男性が来た瞬間に“女”の顔になる。切り替えがスゴイ」と絶賛。葉加瀬は「女としてどういういう人生を歩んでいこうか考えさせられた映画。いつまでの女でいられるような心意気で、私もこういうふうに年を重ねたいです」としみじみと話した。
また、杉浦家の朝食はというと「僕がご飯派で妻がパン派。妻に合わせて作りますね。妻手作りの、本物のパンが出てくるんですよ。ちゃんと板の上でこねて発酵させて焼いたコーンロールとか出てきます」と妻の辻希美のこだわりぶりを語った。杉浦は「朝食は子どもたちがにぎやか。妻は朝御飯が得意なんですよ。“モーニング”だけに」と笑いを誘っていた。
『クロワッサンで朝食を』Blu-ray＆DVDは好評発売中。
