『EXILE』のAKIRA（32）が主演し話題となった人気ドラマ『GTO』（フジテレビ系）の新作が台湾で放送されることが、分かった。
大ヒット漫画『GTO』が原作。『GTO』シリーズを制作、放送してきた関西テレビ、MMJがプロデュースし、台湾のテレビ局GTVと、台湾の制作会社Comic Productionsとパートナーを組むとのことで、監督や主演のAKIRA、そして城田優、山本裕典といった主要キャスト以外はすべて台湾キャスト、スタッフによる日台共同制作。これもクールジャパンプロジェクトの1つとなるという。
ストーリー、脚本は、『GTO TAIWAN』用に新たに書き下ろした新シリーズとなり、撮影は、今月1月にオール台湾にて行われているとのこと。台湾ではGTV総合チャンネルにて3月22日の「GTO TAIWAN」の放送を手始めに、『GTO』ドラマシリーズ、3本のスペシャルも一挙放送（毎週土曜日夜帯にて放送）となる。
ロケは台湾の学校のみならず、台北の夜市や、台北101、国父記念館、西門町、自由広場など、台北市内の名所での撮影も敢行。台湾の魅力がふんだんに詰まった作品に仕上がるという。
このことにAKIRAは、「台湾、アジア全土でも愛されている藤沢とおる先生の作品であり、僕たちも想いを込めてやらせていただいている作品が、海外でも撮影できるということで、とても嬉しいです。台湾のスタッフやキャストは、年令やキャリアに関係なく、皆さん作品に対してストイックで、自分の思いを明確にもっていて、パワーを感じます。しかしコミュニケーションをとると台湾の方々の優しさや心温かさが伝わり、とてもいい雰囲気で撮影が進んでいます。日本と台湾の合作ということで日本人の魂を持ちながらも、台湾の方々の素晴らしさや台湾文化の良さをGTOというフィルターを通して伝えていけたらと思います」と、気合十分。
城田も、「またGTOが撮れることが嬉しいです。しかも今度は国を飛び越えて台湾という地で撮影し、さらに台湾で放送されるというインターナショナルな仕事ができてとても嬉しいです。GTOの世界感や、最後にスカッとするいつも通りの展開はありながらも、日本を飛び出してスケールアップしたところをぜひ見てほしいです」とアピール。
山本は、「ここ台湾でも、これまで培われてきたチームワークの良さは健在です。１つ心配があるとしたら、果たして台湾で自分の役が受け入れられるのか？ということです」と、コメントを寄せている。
■ストーリー
昨今、日本の大学に留学する学生が増えている台湾。そんな台湾の高校から1週間の研修プログラムとして招聘された鬼塚（AKIRA）。龍二（城田優）を引き連れ、いざ台湾へ。台北に到着した初日、屋台で偶然にも冴島（山本裕典）の姿を発見。鬼塚、龍二、冴島による台湾伝説が始まるのだった。鬼塚が招へいされた台北の高校では、都市再開発によって金と権力を手に入れた権力者が全てを仕切っていた。「イジメはGAME」。その息子に逆らうものは教師でさえも学校から追い出されてしまう絶対的なルールが存在していた。オール台湾人の高校で、「GTO」史上最も場違いな鬼塚授業が始まろうとしいた。そして、龍二が巻き込まれた謎の少女とチンピラの逃走劇とは？冴島は、一体どこへ消えたのか…。
