女優・宮崎香蓮（20）が8日、東京・高田馬場の早稲田予備校内で「『糸引き納豆の日』受験にねばり勝ち激励会」に登場し、司会は『ZIP！』に出演しているタレント・宮崎瑠依（30）が務めた。
1月10日は1と10で糸引き納豆の日とされており、源義家が後三年の役を平定した報告が届けられた旧暦の日ともされていることからイベントを実施。宮崎は昨年7月10日の納豆の日に2013納豆クイーンに就任したことから、受験生の応援に訪れた。
「お正月らしくて気分が引き締まります」と、緑地に春の花が彩られたあでやかな振袖姿で受験生たちの現れた宮崎。
現在は早稲田大学社会学部に所属する学生だが、受験生時代のことを思い出し、「少し前まで受験生だったので、ちょっとずつ思い出してきました。本当に入試前ってすごく緊張してそうなのかなと思っていて、本当に私も周りの人に助けられたなと思っています。私は推薦入試と一般入試のどちらの準備もしなくちゃいけなくて、作文の筆記の練習と、一般試験のバランスの配分がすごく難しくて、職員室にいた先生の前で大泣きしたりとか、親とケンカしたりだとか、本当に周りの人に受験のストレスや、自分の悩みをぶつけながら、進んできて、そういうのも大切なのかなとも思います。いま考えると甘えてもいいのかなとも思います」と、自身の体験を話すことに。
続けて、「受験の時期って本当にキツイんですけど、それを抜けたら、いい結果が待っていると思います。こんなに勉強する時期というのはこの時期しかないのかなと思います。いま勉強したことが、一生懸命やったんだという自信が、お仕事の面でも役に立っていますし、これからの糧になるんじゃないかなと思います。頑張ってとは言えませんが、最後には体調に気をつけて自分の力を出し切って貰えれば」と、エールを送った。
受験生から今月18、19日に迫ったセンター試験を乗り越えるコツを問われると、「マークミスをしないこと、風邪をひかないこと、むやみに直前にいろいろ手を出さないで、自分が積み重ねてきた見直しが大事なんじゃないかなと思います」と、勉強法などを伝授。
納豆については、家族ともども大好きだそうで、「納豆パスタとか、厚揚げのなかに納豆を入れたりとかしています」と、さまざまに活用しているのだとか。受験生からの質問で納豆を食べ続けてよかったことを問われると、「納豆って肌にいいんですけど、ニキビができにくかったです」と、その効用を明かすなどしていた。
終了後の囲み会見では、「もっとピリピリしてたらどうしようと思っていました」と、受験生が思った以上にリラックスしたことに胸をなで下ろしていた宮崎。
二十歳を迎え、今月13日には成人式もあるが、すでに地元で行ったそうで、「みんな自分の目標に向かっていたので、私も頑張らないとな、と思いました」と、刺激になったそう。自身が大人になってやりたいことを問われ、「旅ですね。どっかに行って、おいしいものを食べて。できれば海外に。イタリアとかはイタリアンが好きというところで本場の味を食べたいなと」と話し、これに報道陣が「食いしん坊キャラ？」と問うと、「そういうことにしておきます」と、はにかむ様子も。
新成人としての抱負は、「責任守られた中から出ていかないといけないので、ある程度の責任をもって行きたいと思います」と意見を述べると、自身の2014年の抱負は、「2013年はお芝居が大好きになった年だったので、2014年もいろんな役にチャレンジしたいですし、できるように1個1個目の前のことをやりたいです。ミュージカルにも興味があって、いつかやりたい。合唱部に高校生のときに所属していたので」とのこと。ミュージカルを挙げたため報道陣が「歌ってもらえませんか？」とムチャぶりすると、「いやー、準備がありますので無理です！無理です！」と、苦笑いを浮かべることとなった。
最後に、受験生へは「体調に気をつけて、納豆のように粘り強く合格を勝ち取ってください！」とエールで締めくくっていた。
