タレント・女優・ファッションデザイナーとしてマルチに活躍する神田うの(36)が23日、都内にて開催されたイベント『先輩ママ・神田うの妊婦さん100人にマタニティライフをアドバイス! たまごクラブマタニティプレミアムサロン』にスペシャルゲストとして出席、トークショーを行い、120人の妊婦さんに“先輩ママ”としてアドバイスを送った。
本イベントは株式会社ベネッセコーポレーションの生活ブランド『BenesseLifeSmile』(ベネッセライフスマイル)が発行する、妊娠・出産・育児期の女性向けライフスタイル誌『たまごクラブ』『ひよこクラブ』(愛称:『たまひよ』)が主催。2月23日が「妊婦さんの日」にちなんで、これから出産を迎える女性が集まるパーティとして企画された。
昨年9月に神戸にて初めて開催され大好評を得、第2回目が実現。普段は、ラグジュアリーな結婚式場である『アヴァンセリアン豊洲』が、この日は、マタニティ関連のメーカーやブランドの商品を試したり、マタニティ期の女性向けオリジナルスイーツを味わいながら、ゆったりとした着席形式でトークを楽しめるなど、「マタニティ期の女性たちを応援する」空間へと衣替えされた。
そんな中、11年10月22日に第1子となる女の子を無事出産し、ママになったばかりのうのは、ゆっくりと来場者が着席しているテーブルを笑顔を振りまきながら周り、ステージへ。「皆様のちょっと先輩の神田うのです」と、にこやかにあいさつ。
今日の衣装は、鮮やかなネイビーブルーに膝丈のキュートなワンピース、ピンクのバラの髪飾りコサージュに赤い手袋と赤いサンダルというコーディネイト。ポイントは、「ママ・ファッション」で、うの自らママ&ベビーのための妊娠・子育てグッズの新ブランド『UNOUNO』(2月14日より発売)から、「授乳できるワンピース」を披露。
「子供ができる前はラメとかもっとキラキラな物が好きでシルクとかにしか興味なかったですね。オーガニックとか気にしたことはあまりなかったです」と、笑いながら、子供ができたことで、女性として気持ちの変化があったことを語った。
妊娠期間中は、19キロ太ったそうだが、「自分は完全母乳で育てていますので、ダイエットで母乳が止まるのは嫌なので(体重が戻るのは)自然のままに任せています。ダイエットというよりバランスが重要です」と、出産後、短期間で元の体型にモドし、テレビ復帰する芸能人が多いいが、うのは、正反対。それで、いまは13キロ減だという。
さらに、「モデルさんの中にはバストの形が崩れるので母乳をあげないという方もいたりしますが、自分はそうは思っていないから自然が一番ですね」と、素敵なママ振りを発揮。
「それから水が一番大事です。飲むのはもちろん料理にも使う水、自分が食べたり飲んだりしたものが全て母乳になって子供に。だから水は重要なんです」と、食生活の大切さを訴えた。
また、女性が一番悩む妊娠出産によるスタイルの変化について、「今は昔の服は着れないけれど、それは当たり前、元に戻るには半年から1年かかると思ってのんびりです。それが人間として当然と思っていますから、実践してそれを証明したいですね」と話し、これからママになる来場者たちを励ました。
もう少しでママになる女性たちから、「お母さんてどういうこと?」と、問われたうのは、「お母さんでいるというのは『責任』があるということです。神様の子、その子の命を授かったということです」と語り、「命を授かって育てるということは一番大きな仕事。いわば最大のビジネスです」と、実業家のうのらしいわかりやすい例えで答えた。
さらに、出産前にうの自身が母から、子供ができたら、「『この子さえいれば何も要らない』と思うようになる」と、言われたことを振り返りながら、「言われた時は本当かと半信半疑だったが、出産して子供をもったら、本当にそうだった」と、ママになったことでの心境の変化をあらためて明かした。「今、基本は子供、そして次に仕事。全てが娘中心で、そういうことに感謝している。自ブランド『UNOUNO』はマタニティの頃に、お話しを頂いたがこれも子供のおかげ」と、語るほど。
最後に来場者へのメッセージとして、「必ず宝物がやってきます。楽しみに待っていてください。自分は今4ヶ月目で1日6回授乳していますが、生まれたばかりの頃はもっと頻繁でした。だから体力は温存しておきなさい。マタニティというのは限られた期間なので、それを楽しんで、生まれてきた子の頭をなでなでしていっぱい話しかけてあげてください」と、「ちょっと先輩」とけんそんしていたが、すっかり「立派なママ」ぶりで、「後輩たち」にエールを送った。