アイドルグループ『AKB48』の“ゆきりん”柏木由紀（23、チームBNMB48兼任）と“ゆりあ”木崎ゆりあ（18、チーム4）が28日、東京・四ツ谷の上智大学で『JOIN！赤十字は、あなたの力を待っている。』キャンペーン記者発表会に登場した。
若い世代を中心に赤十字のボランティア活動・救急法講習会などへの参加を呼びかけるためのキャンペーン。『AKB48』グループは平成23年からキャンペーンのオフィシャルメッセンジャーとして起用されており、今回は、柏木と木崎がPRのために、29日以降全国で放送されるCMへの出演や、この日初めてポスターなどがお披露目された。
本キャンペーンの赤いTシャツ姿で現れた2人。まずは、これまでの活動を振り返ることとなり、キャンペーンを通じてAED（自動体外式除細動器）を使用できるようになったという柏木は、「AKB48劇場にもあって、スタッフ全員も講習を受けているので使えますし、私もバッチリです」と、成長を明かすと、木崎は「炊き出しや福島を訪問したときのことを、私達が元気を届けるつもりが、元気をもらえました」と、思い出を。
これまではAEDの講習などだったが、今年は実際にボランティアもほかの学生に交じって体験した柏木は、「役割分担ができていて、足を引っ張らないようにするのに必死でした。学生のみなさんがしっかりその場で判断されていたりしたので見習わなきゃなと思いました」と言うと、木崎は「私が知らないことをたくさん知っていて、勉強になりました」と、刺激になったそう。
その経験を通じて、柏木は、「私達もボランティアに参加してみて、ボランティアは誰にでも参加できるものだと感じました。とくに学生の方は自分に何ができるんだろうと迷うこともあると思いますが、ボランティアは私達もやってみて、人の役に立つ手段なので、難しいことだと思わずに積極的に参加してほしいなと思います。1人1人がやりたいほかの人の役に立ちたいという気持ちも持って、参加してもらえたらと思います」と、アピールし、「AKBメンバーも知らないと思うので呼びかけたい。（高橋みなみ）総監督は、正義感と人のためにという気持ちが強いので率先してやってくれると思います」と、候補メンバーも挙げる。木崎も「行くことが大事だと思うので、行って待っている人がいる限り私達はやれることをやりたいです。1歩踏み出すことからだと思うので、私達と一緒にボランティア活動を頑張っていきましょう」と、さらなる活動を口にしていた。
また、去り際に、9月17日のじゃんけん大会のことを問われると、木崎が柏木へ「ソロデビューだから勝たないと」と振ると当の柏木は「私ソロデビューしてますけど…」と、返しこれには木崎も苦笑い。仕切りなおして柏木は、「コンサートができるので頑張りたいと思います」というと、木崎は「ソロデビューできるので頑張ります」と、気合を入れていた。
なお、柏木と木崎は『AKB48』グループのメンバーとともに29日以降全国で放送されるCMにも登場！本日場内に展示された直筆サイン入りパネルも全国の献血会場などで今後展示予定となっている。
