『第64回 NHK紅白歌合戦』のリハーサルが29日、東京・渋谷NHKホールで開かれ、紅組出場のアイドルグループ『NMB48』が登場した。
アイドルグループ『AKB48』の姉妹グループで大阪・難波を拠点に2010年より活動しているアイドルグループ。今年、1stアルバム『てっぺんとったんで！』がチャート1位になるなど活躍し、今年1月から目標に掲げていた紅白歌合戦への出場を果たすこととなった。
グループ単独での初出場となる今回は今年10月に発売された8枚目の『カモネギックス』で本番へ臨むほか、歌手の細川たかしとのコラボも行われる。リハーサルを終えたNMBを代表して8人のメンバーが会見に登場。
“さや姉”こと山本彩（20）は「一気に緊張感が増してきました…他のグループさんやアーティストさんと区別できるように『カモネギックス』でインパクを与えられるかな」と真剣な表情で語った。山本は「パフォーマンスに関しては今年は40回のコンサートと250回の劇場公演を行い、そのステージに立った経験値を活かしたい。ステージ上のシンクロ率では一番。AKBさんやSKEさんに負けない！」と意気込みを語った。
一方“みるきー”こと渡辺美優紀（20）は「NMBらしらは、その後の細川さんとのコラボのほうが出てるかも。すごく楽しくて見てくださった人が笑顔になってくれたら」とアピールした。今後の目標を聞かれると“ななたん”こと山田菜々（21）は「ホールツアーやアリーナツアーをやりたい！」と提案。渡部が「東京ドームでやりたい」と語ると、山本は「京セラドームが先でしょ」とツッコミを入れていた。
共演する細川たかしについて「メンバーの誰よりもお肌がツヤツヤ」と山本。渡辺も「噂では面白い方。唇がプルプルしてて赤ちゃんみたいでした」と笑顔で語った。“まーちゅん”こと小笠原茉由（19）は特技のモノマネを行うチャンスを狙っているといい「カメラに映ったらたかみな（高橋みなみ）さんのモノマネをしたいです」と語った。
“フレッシュレモン”こと市川美織（19）はふわふわした声で「AKBさん中ではスーパーのレモンの山に埋れているような…」とオリジナルの比喩で語り、「レモンの山を崩すような破壊力を。私も関西になりきります、どや！」と宣言。先月の会見では歌手の泉谷しげるが市川に仰天する場面があったが「ぜひご挨拶をしたいです」と話していた。他に会見には、矢倉楓子（16）、薮下柊（15）、上西恵（18）が出席した。
