元AKB48の秋元才加(25)が2日、都内の虎ノ門金比羅宮で主演映画『マンゴーと赤い車椅子』(監督:仲倉重郎)の製作会見を行った。出席者はEXILEのNAOTO(30)、石井貴就(16)、吉岡里帆(20)、愛華みれ(49)、仲倉重郎監督。
一人の女性が再生を目指し赤い車椅子と走りだす−−同作はけい椎損傷を負った女性看護師が主人公の物語。実在の女性のリハビリ記録を参照に、自身も車椅子で生活を送る仲倉監督の実体験と取材を元に作られる。仲倉監督は「ちょうど15年前に病院で会った車椅子の若者が非常に元気だった。『みんなの笑顔を作るよ』と約束したので、今非常に嬉しいです」と撮影に向けての意気込みを語った。
今年8月にAKB48を卒業し、卒業後初の映画主演となる秋元は「このような素晴らしいキャストの皆さんの中で主演をやらせていただくことをすごく光栄に思ってます」とあいさつ。車椅子生活を余儀なくされた主人公の役に「障害を持って、その中で自分がどう向きあって新しい生活をおくっていくか。何を思って、どう生きているのかを、健常者の方にもいろんなことを考えて欲しい映画になったらいいな」と語った。
同じく車椅子に乗るロックミュージシャンを演じるNAOTOは「撮影前に車椅子をお借りして練習されていただいているんですけど」と明かし「少しの段差で自分も苦労して、知らなかったことを沢山理解することができました。そのことを自分自身も理解して、映画の中でしっかりと伝えられるように。観た後に元気になるような心温まる作品が作れたらいいなと思います」と語った。
そんなキャストに仲倉監督は「僕が15年前に会って励ましてくれた若者たちとそっくり。みんな弱ってるんじゃないかなと思っていたんですけど、そんなへこたれているような青年や女性はいなかった。『もう30年車椅子やってるよー』という元気な人も」と振り返った。
最後に秋元は「障害者と健常者、共に共存して生きていく。そして、障害は個性だと思う。そういうおっきいメッセージが詰まった映画になると思います。成功するようにがんばりますのでよろしくお願いします」と締めくくった。
『マンゴーと赤い車椅子』は2014年秋公開。