女優・ともさかりえ（34）が27日、都内で日本インスタント協会主催の「My Favorit Coffee Time」フォトコンテスト表彰式に元陸上選手・為末大（35）とともに出席した。
インスタントコーヒーによる幸せな瞬間を切り取った写真を一般から広く募集し、表彰するもの。埼玉県在住の鈴木俊樹さん（44）が妻と子どもの公園でのひとときをおさめた「う〜ん…いい香り」の作品でグランプリに輝いた。
この日はグランプリをはじめ入賞作品がスライドで紹介されたが、コンテストの審査員を務めた為末は、自身もジャマイカのブルーマウンテン農園に登ってコーヒーの豆を食べたことがあるというほどのコーヒー党。「素晴らしい写真ばかりで選ぶのがむずかしかった。飲んでいるのはコーヒーだが、誰とどこで飲んでいるのか、その状況がすごい伝わってきて、（被写体が）リラックスして誰かと過ごしている姿が、コーヒーを通して関係が築かれていくんだなと思った」としみじみと話した。
一方、ピンクの着物姿のともさかはスペシャルゲストとして登壇。作品について「どれもこれもかわいらしくて、ほっこりしました」と笑顔。「撮影現場の合間でいただいて自分の気持ちを高めたり、リラックできたり、和菓子にも合うし、いろんな場面にフィットする」と自身もコーヒーを愛飲しているそうで、「子どもを学校に送り出した後とか、ほっと一息つけるときなど、自分だけの時間に楽しむのがいい」と母親の表情も。
目下、家族の時間を大切にしつつも、仕事と育児、家事を両立。公式ブログでは、日々の生活の中の幸せな瞬間を切り取った内容を綴り、月間ページビューで約3000万件を記録。主婦やワーキングママから圧倒的な支持を得ているが、自分だけの時間について「私には9歳の息子がいて、子育て中のお母さんならみなさん同じだと思いますが、常に何かに追われて生活をしている感じ。わずかでも自分だけのリラックスできる時間を見つけて、ゆっくりコーヒーを一杯いただくとか、何気ない時間が大事ですね」としみじみ。
お題にちなんで、幸せな瞬間については、「日々の暮らしのなかでのことですかね。息子がどんどん生意気になってイライラしっぱなしで、チッと舌打ちしたくなることもあるけど、彼の成長を見守れるとかそういうのも含めて幸せ。主人とケンカすることもあるけど、やりとりができることがあらためて幸せだと感じたり。いま、主人がコーヒーを淹れるのにハマっていて、私はインスタントコーヒーのほうが美味しいなと思っているので、熱意は買いたいが、『すごいいい香りだね』とかいいつつも丁重にお断りしている」などなど家庭生活は順風満帆の様子だ。
今年は2020年の東京五輪開催が決まったが、子どもをオリンピック選手に？と問われると、「いや〜親なら一度は夢見てしまいますよね。うちの息子はサッカーをちょっとかじっているので、リフティングができたりすると、オォ！とか」とまんざらでもなさそうだが、為末に「7年あったら間に合いますよ！」とエールを贈られると、「いや〜人のボールをとるのがイヤとか言っているんですよね。そもそもが問題外」とバッサリ。
最近では夫のスネオヘアー（42）が長男にウクレレをプレゼントし「本気で学びたい意志があったら教える」と音楽教育も始めようとしているというが、「でも、（息子は）将来はバイキングのシェフになりたいって言っているんですよね…」とトホホなエピソードで報道陣を爆笑させていた。
