株式会社映像配信サービス「Lemino®」で独占配信中のアイドルグループ『日向坂46』の冠バラエティ番組『もっと！日向坂になりましょう』が、7月14日より、日向坂46四期生から五期生へとメンバーが引き継がれ、番組がリニューアルされる。
（取材・撮影：伊藤直樹©ニュースラウンジ／エッジライン）
『もっと！日向坂になりましょう』#32で最終回（6月30日配信）を迎えた直後から、おひさま（日向坂46のファンのことを表す愛称）も番組が五期生メンバーへと引き継がれることを予想し、様々な番組名がSNS等で上がっていた。
6月23日東京・台場のdocomo R&D OPEN LAB ODAIBAで開催されたリニューアル発表会見で番組名が「日向坂になりましょう-五期生成長バラエティ-」に決定したことが、お披露目された。会見の模様を収めた特別編が7月7日正午よりLeminoで無料配信される。
7月7日配信回では五期生が新番組に向けた意気込みを発表するほか、『ひななりクイズ』 と題した四期生から預かったクイズに挑戦したり、七夕にちなんで短冊に願い事を書いて発表する。7月14日月曜日より＃1が配信される。
大田美月（おおたみづき・18歳／大阪府）
大野愛実（おおのまなみ・18歳／東京都）
片山紗希（かたやまさき・18歳／埼玉県）
蔵盛妃那乃（くらもりひなの・19歳／大阪府）
坂井新奈（さかいにいな・16歳／神奈川県）
佐藤優羽（さとうゆう・18歳／福岡県）
下田衣珠季（しもだいずき・18歳／千葉県）
高井俐香（たかいりか・17歳／兵庫県）
鶴崎仁香（つるさきにこ・21歳／神奈川県）
松尾桜（まつおさくら・20歳／神奈川県）
まずは、自己紹介から始まった発表会。1人目、「大阪府出身、大学1年生18歳の大田美月です」とあいさつし、「私の最近のマイブームはコンタクトをつぶすことです」というと、突然、隣の大野が「いや、それわしやないかい」とツッコミ。予想外過ぎて、何がおこったかわからなかった報道陣からは一瞬、間があって苦笑いが起こる。太田は、そんな空気にも負けず、「間違えちゃいました。間違えて大野のマイブームをいっちゃいました。私の最近のマイブームはイチゴのスイーツを巡ることです」と、ヤリきる。
続いて、ツッコミを入れた大野が、「東京都出身、高校3年生18歳の大野愛美です。私の特技は口笛を吹くことです」というと、今度は、2人飛び越えた遠くから、坂井が列から一歩前に出て、しかも、体を大野の方に向け「いやそれ、わしやないかい」とツッコミ。
すると、まわりからも「にいなだよ」「にいなだよ」とガヤまで入る。報道陣やスタッフたちを置いてきぼりにしながら、大野は「でもほんとにあの特技なので皆さん聞いてください」というと、音が出ない！すると今度は右隣の太田が「（口笛）出きてないやん。特技なくなっちゃったよ」とお約束までパッケージの落ちを披露。これに大野は「はい、申し訳ありません。本日はよろしくお願いいたします」と最後はきれいにまとめたが、このやり取りが、まさか最後の最後で伏線回収されるとは…。
太田（左）が「（口笛）出きてないやん。特技なくなっちゃったよ」と
3人目以降は、それぞれ味のある自己紹介をしたが、ボケ、ツッコミの小芝居はなかった。続いてのコーナーに行く前にMCから、「先輩の四期生が奮闘している姿を見てきましたよね」と振られると、太田は「もちろんです。先輩方がこの番組で広い分野でご活躍されて、まっすぐに取り組む姿勢に私も感銘を受けたので、こうして5期生に場をつないでくださって、本当に光栄な気持ちでいっぱいです」と素晴らしいコメントを。早くも自己紹介時のボケ・ツッコミからアイドル的模範解答まで、幅広い対応力を見せる。
そのことを踏まえて、PRアトラクション。四期生から『日向坂になりましょう』に関するクイズを預かり、5期生に出題する「ひななりクイズ」が4問出題された。
第1問は、石塚瑶季からの問題。ッキー先生のもっとぶっ飛んだセンスの持ち主を発掘しよう企画で、「アート企画にて私が書いた絵かき歌のタイトルは？」（回答はフリップで）
第2問は、平尾帆夏からの問題。初めてのロケでお笑いコンビ『なすなかにし』先生に教わった、「街ブラで長い距離を移動する時のボケは？」（回答はポーズや動きと解説）
第3問は、渡辺莉奈からの問題。バラエティのお決まりを学ぶ会で小藪先生に教わった「トークが滑った後にリカバリーするための一言は？」（回答は挙手）
第4問は、藤嶌果歩からの問題。青春演劇企画で映画監督の金子由里奈監督から教わった「感情がない表情に見せるためのテクニックは“●●目”いったなんでしょうか？」（回答は挙手）
最後のPRアトラクションは、7月7日の七夕にちなみ短冊に願い事を書く「七夕の願い発表」
太田 「日本中のいちごを食べつくしますように」
「私の特技が無限にイチゴを食べられることなんですけど、日本中ってなるとたくさんの量になっちゃうので特技じゃなくなっちゃいますよね」というと、大野が「いや、特技ないのはわたしやないかい」と、冒頭の自己紹介時の伏線を回収。太田と大野は、トーク力やバラエティ対応力の高さが目立った。
あまりの綿密さ（？）に、司会者もちょっと間を開けてしまい……「すごい。ちゃんと事前に色々お打ち合わせが」と感想をいうも、これに周りから笑いが起きた。
大野 「実は身長が伸びてますように」
「これはですね、私の身長は公式では153センチでと蔵盛と同じで1センチ高いのが（下田）衣珠季なんですけども、私、今までの日向坂人生の中で衣珠季を見上げたことってないんですよ。なので、これは絶対に“誤診”だなと思っていて。いつかまた計れる機会があるならば、その時は必ず衣珠季に勝てるように頑張りたいです」
本編終了後の質疑応答
「今回の番組は成長がテーマなんですけども。3月に5期生になってから、自分が1番成長したと思ったところはどういうところかということと、大野さんがこの5期生の中で1番成長したメンバーは誰かに合わせて教えてください」と問われた大野。
大野 私が加入してから成長を感じたことは、日向坂の一員として先輩方の楽曲をパフォーマンスできるようになったことです。加入前は先輩方の動画を見様見真似で踊っていたりしたんですけども、加入させていただいてからは、ダンスの先生に教えていただいたり、先輩に直々に教えていただいたこともあって、それがすごく夢のような時間で。しかもそのパフォーマンスをBRAND NEW LIVE 2025 「OVER THE RAINBOW」の方でおひさまの皆様にこうパフォーマンスできたことがすごく成長を感じて嬉しかった瞬間でした。
成長したメンバーで言うと、佐藤優ですね。佐藤優は最初はなんかダンスが苦手だって相談してくれていて、私たち9人も佐藤を支えようっていう気持ちでたくさん練習に臨んでいって、その成果がおもてなし会とブランニューライブでできていたんじゃないかなと思いますし、佐藤龍の存在をすごく私たちも誇りに思っているので、これからも一緒に頑張ろうと。
その言葉を受けた佐藤 やっぱりダンスができない自分を、時にはすごくこう、性にとってダメな存在なんじゃないかって思ってしまうこともあったんですが、今の大野の言葉を聞いたり、日々のダンスレッスンなので、周りのみんなや先輩方がこうアドバイスをくださったりしてくださるなしてくださるので、すごくこの場所にいていいんだって思うことができますし、すごく頼りにしています。ありがとうございます。
「5期生のみんなと世界中の世界遺産に行けますように」と願い事を披露した鶴崎。最初に行きたいところとして富士山をあげていたが、「この番組で他に行ってみたい場所とか、なんかやってみたい企画とかある方いましたら教えてください」と問われ。
鶴崎 挑戦したいことでお話すると、5期生はすごく個性があるので、その個性を生かせるような企画をやらせていただきたいなっていうのはすごく考えていたのと、人を笑わせることがすごく好きなので、みんなでトークして、コントみたいなことをやらせていただきたい。4期生さんや先輩方がやられていた企画のような大きな挑戦していきたいです。具体例で言うと、意外と五期生はバンジージャンプに挑戦したいっていう子が意外と多かったので、そこに挑戦させていただいて自信をつけていきたいなと思っています。
また、高井が野球好きということで、「野球の企画とかやってみたい」か問われ、高井は「はい。野球の企画、ぜひやってみたいです。ほんとにバッティングセンターとかに行って、みんなで打率を競うとかもやりたいですし、野球場巡りとかもしてみたいです。甲子園以外で行きたいって考えているのはベルーナドームです。ベルーナドームはすごくご飯が美味しいって聞いたので、ぜひ行ってみたいなと思います。
最後に、「こんなアイドルは嫌だ。どんなアイドル」というムチャ振り大喜利の質問も飛び出した。
最後に五期生を代表し鶴崎が挨拶。「本日は、このような素敵な場を設けていただきまして、本当にありがとうございました。今回、この『日向坂になりましょう』が4期生の先輩方から私たち五期生が受け継がさせていただくということで、まだまだ未熟でわからないことだらけの私たちなんですけれども、この番組を通して、たくさんのことに挑戦して、色々1つ1つ勉強しながら、1日でも早く立派な日向坂46メンバーになれるよう頑張っていきたいと思っております。これからもどうぞ日向坂46ご期生をどうぞよろしくお願いいたします」
自己紹介挨拶、PRアトラクションの「ひななりクイズ」「七夕の願い発表」の詳細は、7月7日配信回の「日向坂になりましょう-五期生成長バラエティ-」で。また、「こんなアイドルは嫌だ。どんなアイドル」というムチャ振り大喜利も使われるかも…。
