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宝塚レジェンドトップスター7人それぞれの「セレブレーション100!」の見どころ語る【囲み会見全文・前編】

宝塚レジェンドトップスター7人それぞれの「セレブレーション100!」の見どころとは?【囲み会見全文・前編】
「セレブレーション100!宝塚~この愛よ永遠に~」の上演がスタートとなった

 宝塚歌劇100周年を祝した公演『セレブレーション100!宝塚~この愛よ永遠に~』(構成・演出:三木章雄)初日を前にしたゲネプロが18日、東京・青山劇場で開かれ、その熱気冷めやらぬ直後に杜けあき(54)、麻路さき(48)、高嶺ふぶき(48)、稔幸(49)、姿月、湖月わたる(42)、貴城けい(39)が囲み会見を開いた。

 宝塚元トップスターらが自身らの代表的な楽曲で送る豪華公演。『エリザベート』、『風と共に去りぬ』、『ベルサイユのばら』といったコーナーもあり、親子三世代どの世代の宝塚ファンも楽しめるものとなっている。

 ■以下、囲み会見全文
 報道:上は39期生から96期生と幅広い世代がそろっていますけど、チームワークはいかがですか?
 杜:私もそのことを言いたかったんです!57年の差があって、家族で言えば3世代が集まっているようなもので、宝塚は血の繋がっていない兄妹とよく言われるんですが、この度はそれくらいの学年差があるので、家族と呼んでもふさわしいし、一番上の眞帆志ぶきさんは、39期生でいらっしゃるんですが、お稽古場で一番最初の日に、『私も頑張るからみんなも頑張って』と一言言ってくださってものすごく大きな一言を頂いて、何歳になっても努力を怠らない姿を観て、本当に勉強になりましたし、宝塚って本当にすごいと思いました。

 報道:今回の『ベルサイユのばら』『風とともにさりぬ』『エリザベート』の3つのコーナー以外で、見どころをそれぞれ挙げて頂いていいですか?
 杜:この度のショーは、作りこんだショーというよりは、みなさんそれぞれの代表作の主題歌を歌いつないでいくというショーなんですね。ですから、みなさんご覧になった方も、そのときの自分の青春時代だったり、そのときの気持ちを思い出しながら聴いて頂くのが一番楽しい見方なのかなと思っています。私にとってはサヨナラ公演の『忠臣蔵~花に散り雪に散り~』とかレオナルド・ディカプリオさんもやりました『華麗なるギャツビー』の主題歌とか、3分間ではなかなか難しいですが、その時の雰囲気を作り出せるように頑張りたいと思います。

 麻路:私はお披露目公演でさせて頂いた『国境のない地図』の主題歌を歌わせて頂くんですけれど、100周年のショーのときにも使わせて頂いたんですけど、自分にとって代表的な歌なので、これを今回、歌えることはとても光栄です。それと偶然なんですけど、本当にあの、コンビを組んでいた星奈優里ちゃん、稔幸ちゃんたちと一緒に『月下の蘭』という『ダル・レークの恋』のフィナーレシーンをやれることになりまして、(宝塚の)大階段を使っていた公演だったので、そこが振り付けは変わっていますけど、みんなあれから10ウン年経って新たな魅力を出せればなと思っています。

 高嶺:私は個人的に、杜さんと同じ雪組で、ずっと観て育ってきたので、杜さんの歌で楽しんじゃって、振りが出てくると思って楽しんじゃってます。自分の歌うところは、目いっぱい、その頃の私を観ていたお客様が楽しんでいただけたらそれでいいかなと思っています。一緒に楽しみたいと思います。

 稔:私は退団を決めて発表したときの「花の業平」という公演の歌を歌わせて頂いているんですけれど、やはり吉田優子先生の作曲で、とても印象的な前奏から始まって、それを聴いただけで、ファンの方が涙が出るという思いのある曲なので、それを歌わせて頂けるのがとても嬉しいです。それと、今回は、OG公演、レギュラー出演初めてになりますので、いろんな意味で心して、千秋楽まで力いっぱい演じたいなと思っています。先程、麻地さんがおっしゃってくださったように、『ダル・レークの恋』でご一緒させて頂いたときの、名場面というか、『月下の蘭』をまたこういう形で再演できることが本当に嬉しく思っています。心を込めて、ちょっと“いやらしく”艶っぽく演じたいと思います(笑)

 姿月:100周年の歴史の中で、65年ぶりに宙組というものが誕生しまして、その宙組の発足の時の主題歌が『エクスカリバー~美しき騎士たち波』から『未来へ』という曲で、そしてショーの『シトラスの風』から『明日へのエナジー』という曲を歌わせて頂きます。そのときは、新しい組のみんな、パワーと責任感を感じて公演させて頂いていたので、そのときのことを思い出しながら、この歴史の中で心して歌わせて頂きたいと思っています。

 湖月:私にとりまして、お披露目公演の王家に捧ぐ歌から『世界に求む』を歌わせて頂けるということは本当に幸せなことで、心を込めて歌わせて頂きたいと思っています。そして、宙組、姿月あさとさんの代の名作でもあります『激情―ホセとカルメン―』という場面から抜粋で姿月さんの歌で踊らせて頂けるのがとても光栄ですし、風花舞さんと単語を踊らせて頂くんですけれど、子役で培った、リフト力とリード力を生かして、風花さんを思い切り素敵な女性にエスコートしたいなと思っています。

 貴城:私は博多座公演のトップお披露目のときにさせていただいた『コパカバーナ』から『Dancing Fool』を歌わせて頂くんですけれど、本番ほどもちろん踊ってはいないんですが、本番と同じような熱さを持って、お客様にお届けしたいなと思ってます。それと、あとはこの7人でということが本当に貴重で、メンバーに入れて、7人で歌う場面とかは、ここでしか観れないというのをお客様にも楽しんで頂ければ。

 杜:最初に言い忘れたんですけど、いつものOG公演だと鳳蘭さんが真ん中にドンといらしてくださって、とても心強いんです。今回は私が、平成元年1月からのトップですから、みんな平成生まれのちょっと、若くもないですけど、一世代過ぎのこのレギュラーメンバーをさせていただくことになったんですね。だから、まだまだ頼りない部分はたくさんあるんですけれど、今、私たちができることを宝塚への恩返しだと思って、平成以降の7人で頑張りたいと思います。

 ※後編へ。

宝塚100周年公演についに初日へ!杜けあき「宝塚の絆って金色」

宝塚レジェンドトップスター7人それぞれの「セレブレーション100!」の見どころとは?【囲み会見全文・前編】

宝塚レジェンドトップスター7人それぞれの「セレブレーション100!」の見どころとは?【囲み会見全文・前編】
杜けあき
宝塚100周年公演についに初日へ!杜けあき「宝塚の絆って金色」
麻路さき
宝塚100周年公演についに初日へ!杜けあき「宝塚の絆って金色」
高嶺ふぶき
宝塚100周年公演についに初日へ!杜けあき「宝塚の絆って金色」
稔幸
宝塚100周年公演についに初日へ!杜けあき「宝塚の絆って金色」
姿月あさと
宝塚100周年公演についに初日へ!杜けあき「宝塚の絆って金色」
湖月わたる
宝塚100周年公演についに初日へ!杜けあき「宝塚の絆って金色」
貴城けい
宝塚100周年公演についに初日へ!杜けあき「宝塚の絆って金色」
 
宝塚100周年公演についに初日へ!杜けあき「宝塚の絆って金色」
 
宝塚100周年公演についに初日へ!杜けあき「宝塚の絆って金色」
 
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