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【TIFF26】山崎賢人「好きな人に思いを伝える大切さを感じて」

【TIFF26】山崎賢人「好きな人に思いを伝える大切さを感じて」
山崎賢人が撮影秘話などを語った

 俳優・山崎賢人(19)が20日、東京・六本木ヒルズ周辺で開催中の『第26回東京国際映画祭』内での特別招待作品『ジンクス!!!』(監督:熊澤尚人/配給:ティ・ジョイ)上映後舞台あいさつに熊澤監督ともに登壇した。

 韓国から日本に3ヶ月の短期留学をしてきたジホ(ヒョミン)。彼女は留学先の寮で、親友もおらず地味な大学生活を送る楓(清水くるみ)と出会う。ジホは楓が同じ大学に通う雄介(山崎)に好意を寄せていると知り、韓国式の恋のジンクスで応援する。しかし、ジホにはある傷があったことから物語は意外な方向へと進むこととなり…。切ない恋と国境を超えた友情が『虹の女神』『君に届け』などを監督した熊澤監督の手で描かれる。

 まずは山崎は17日の開幕の際に歩いた同映画祭オープニングの初グリーンカーペットについて尋ねられ、「初めての国際映画祭で数々の名優たちが歩いているところを歩けて光栄でした」と、感激していた様子を。

【TIFF26】山崎賢人「好きな人に思いを伝える大切さを感じて」
熊澤尚人監督

 本作の成り立ちについて熊澤監督は、「韓国に映画祭で招待される機会が多くて、話す機会が多くて、日本人の僕らとすごくそっくりなんですけどなかなか会話が噛み合わなくて。それが作品に影響を与えていて、いろんなところに生かされて作られています」という。

 物語のキーを握るヒョミンは、悲しさを胸に秘めつつも元気に恋を取り持つために動くという一見明るいが健気な女性ジホを演じているが、その現場での様子について山崎は、「明るくていい人で、言葉の壁はありましたけど大事なのは気持ちだなと。雄介がジホから説教されるシーンがあったと思うのですが、韓国語は分からないんですけど、熱が伝わってきてそういうシーンが楽しかったです」と、実感を。

【TIFF26】山崎賢人「好きな人に思いを伝える大切さを感じて」
ポスター

 その様子を見ていた熊澤監督は、「雄介という役はすごく難しかったと思うんです。すごく繊細な部分だったりとか、些細な芝居を要求したというか、そういう部分がないと雄介の気持ちの揺れが表現できなかったので。山崎くんだったらそういうセンシティブな演技ができると思いました」と、信頼を寄せていたと明かし、これを聞いた山崎がはにかむことも。

 一方のヒョミンへ熊澤監督は、「お芝居を観させてもらったんですけど、説得力のあるお芝居をしていたのと、T-ARAがお忙しくて前準備する時間がなかったんですけど、日本語を覚えてくれていて、彼女であれば安心して任せられるなと思って。現場でも僕のムチャぶりに応えてくれたなと思います」と、絶賛で、清水については、「普通っぽいお芝居を説得力ある形でやるタイプですごく好きで、お願いしたんです。でも、本人とは性格が違っていて、自分の中にないものを演じてていて大変だと思いましたけど、作品になったのでよかったです」と、評した。

 また、本作では有名恋愛映画のマネごとを劇中でするシーンもあるそうだが、山崎はそこが楽しみの1つだったと明かし、「どのシーンも楽しいし、撮ってる時もいいなと思ってて、最後のスケート場のシーンを撮ったときはいいなって」と、胸を躍らせていたことを伝えつつ、「雄介と楓の自分の言葉で好きな人に言葉を伝えるというシーンで、クレーンのカメラで上からとったりしているのも新鮮でした」と、楽しんでいた様子を見せていた。

 最後に山崎は「この映画を観て恋愛がしたくなったりとか、好きな人に思いを伝える大切さを感じて頂ければ。周りに恋に悩んでいる人がいたら応援になると思うし、有名な映画のワンシーンや、韓国式の恋愛術って普段恋愛の中に取り入れられる人は取り入れたらおもしろいと思います」と、爽やかなメッセージでPRした。

 映画『ジンクス!!!』は11月16日より日本公開で台湾、香港、シンガポール、韓国の5ヶ国で上映!

【TIFF26】山崎賢人「好きな人に思いを伝える大切さを感じて」

【TIFF26】山崎賢人「好きな人に思いを伝える大切さを感じて」
山崎賢人
【TIFF26】山崎賢人「好きな人に思いを伝える大切さを感じて」
 
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