アルバイトの多摩大学学生が短文投稿サイトTwitterで洗浄機に体を入れている画像を投稿し問題となり閉店していた東京都多摩市のそば店『泰尚(たいしょう)』が19日までに東京地裁から破産手続きの開始決定を受けたと発表した。
同社は、町田市にも店舗があった2011年5月期の売上高は約1億2000万円を計上しており、そばのおいしい店として知られていたという。しかし、今年8月9日、男子学生が「洗浄機で洗われてきれいになっちゃった」との書き込みにより、店に「不衛生だ」などの苦情電話が相次ぎ、店舗の入り口に「この度、一部の従業員(多摩大学学生)による不衛生な行為により営業を停止させていただくことになりました。永きに渡りありがとうございました」との張り紙を出し閉店していた。
20日付のサンケイスポーツが伝えており、決定は9日付で、負債は3300万円という。れまでツイッターなどへの投稿が元で店舗が閉鎖になった事例はあるが、会社が破産にまで追い込まれたのは初とみられるとしている。