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杉本彩、人生で最高の快感は…「女性として自信を持てる要素になる」

杉本彩、人生で最高の快感は…「女性として自信を持てる要素になる」
妖艶に語る杉本

 女優の杉本彩(45)が8日、都内で行われた映画『トランス』(監督:ダニー・ボイル/配給:20世紀フォックス映画)の公開直前「おとなの脳活イベント」を医師で作家の米山公啓さんと行った。

 ロンドンオリンピック開幕式の演出や『トレインスポッティング』『スラムドッグ$ミリオネア』『127時間』など名実ともに英国を代表する映画監督のダニー・ボイルが手がける新作は記憶がテーマ。競売人のサイモン(ジェームズ・マカヴォイ)は絵画を盗んだまま記憶を失ってしまう。共謀したフランク(ヴァンサン・カッセル)は催眠療法士を雇い失われた記憶を取り戻そうとするが、本人さえ予想しなかった驚くべき秘密と危険が待っていた…という物語。

杉本彩、人生で最高の快感は…「女性として自信を持てる要素になる」
『トランス』公開直前おとなの脳活イベント

 同作を観た杉本は「引きこまれていきましたね…まるで自分が催眠にかかってトランス状態になったような不思議な感覚。本当に先が読めない、ぞっとするような恐ろしさも同時に感じました」と感慨深く語った。

 映画では、なぜか予定外の行動をとったサイモンをフランクが殴ることで一部の記憶を失ってしまうが、米山さんも「実際に頭を強く打った時など記憶喪失はおこる。記憶というものは思い出すたびに流動的に変わってくるんです」と解説。記憶をテーマにしたトークということで杉本は「私の場合はとってもロマンティックな思い出が記憶に残らない。夫と出会ってすぐの時にニューヨークへ行って、いろんなことを誓い合ったのに全然覚えてなくて、夫は非常にガッカリ。いい思い出よりも嫌なことばかり覚えてます」と苦笑した。

 香りと記憶は結びつきやすいということに、米山さんは「ほかの情報と違って直接脳に入るのが香り。特にローズの香りは記憶のフックになりやすい」と説明すると、杉本も「かつてお付き合いした男性の香りは強烈に覚えている。同じ匂いをかぐと自動的にその人の顔がフッと浮かびますね」とうなずいた。

 「人生最高の快感は?」という質問には「快感はたくさんありますけど、最高となると……求められることです」と杉本。「仕事でも、ステージに立った時、観客の皆さんが待ってて、パフォーマンスを終えて賞賛の拍手をもらうと高揚しますし快感に変わる。男女関係でも男性に求められることは女性として自信を持てる要素にもなります。また次にその言葉を欲しい、賞賛を浴びたいと思うと自然と努力し始めますね」と語った。

 しかし、杉本は「男性にはなんでも褒めるというのは納得がいかなくて、本当にすごいと思ったら褒める。それ以外は厳しめに追い込む」と怪しい微笑。米山さんから「脳は褒められたい。褒められたという記憶が次につながる」と言われると「ダメなんですね、けなしてばっかりじゃ」と苦笑していた。

 最後に杉本は「映画の中で『人間とは記憶の連続体である』というセリフがあるんですけど、どんな感情を経験して何をするかって本当に大切なんだなと思いました。人間ってこういうふうに出来てるんだ、ミステリアスなんだとハラハラワクワクする面白い映画です」と笑顔でアピールした。

 『トランス』は10月11日よりTOHOシネマズ、シャンテ、シネマカリテほか全国ロードショー!

杉本彩、人生で最高の快感は…「女性として自信を持てる要素になる」

杉本彩、人生で最高の快感は…「女性として自信を持てる要素になる」
杉本彩
杉本彩、人生で最高の快感は…「女性として自信を持てる要素になる」
米山公啓
杉本彩、人生で最高の快感は…「女性として自信を持てる要素になる」
『トランス』公開直前おとなの脳活イベント
杉本彩、人生で最高の快感は…「女性として自信を持てる要素になる」
『トランス』公開直前おとなの脳活イベント
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