アイドルグループ『AKB48』の“あみにゃ”こと佐藤亜美菜（22・チームK）が2日、都内で舞台『WORLD』（脚本・演出：菅野臣太朗）の製作発表に、共演の俳優・辻本祐樹（28）、演歌歌手・松尾雄史（22）らとともに出席した。
作品は新宿歌舞伎町を舞台に、日本中を激震させる連続爆破事件が勃発。実行犯のリュウジ（辻本）、ケンジ（松尾）と、2人に加担する謎の女・くるみ（佐藤）の裏側でアジア系マフィア、16年前に起きた殺人事件が絡み合い、封印したはずの過去が解き明かされていくサスペンスストーリー。
謎の女・くるみ役の佐藤は「謎の女ということで、ここで役柄については話さずに、舞台上でくるみの過去や抱えているものを表現していければ」と意気揚々。「私自身はわかりやすい性格で何でもすぐに顔に出てしまうので、くるみが、考えていることと違うことを平然と言ったりするようなところをがんばっていきたい」と“謎の女”宣言！
自身を人見知りな性格と言うが、「きのう、（稽古の後、辻本と松尾と）3人で一緒に帰ったから大丈夫」。恋愛禁止が暗黙ルールのAKB48に所属しているが、「一緒に帰るくらい大丈夫！」と茶目っ気たっぷりに笑った。
舞台出演は7作目で、作品では辻本、松尾と3人で動くことが多いが、「いつもは本番がはじまって1週間ぐらい経ってから仲良くなることが多いが、今回は早めにお稽古中にコミニュケーションをとれるようにしたい」と目を輝かせていた。
一方、主人公・リュウジ役を務める辻本は「爆弾魔の役柄が、みなさんにどう伝わるかがポイント。こういう役は初めてなので、チャレンジしていきたい」とこちらもやる気満々。
また、普段は演歌歌手として活動する松尾は今回が初芝居、初舞台となるが、「いつもと違う畑で不安もあるが楽しみもある。舞台が終わった後に、楽しかった、またお芝居がやりたいと思えるように精いっぱいがんばりたい」と顔を引き締めていた。
18日に都内・北千住、シアター1010で開幕。
