タレントの鈴木奈々(25)と映画パーソナリティーでタレントのLiLiCo(42)が23日、神奈川県・そごう横浜店9F「新都市ホール」で行われた映画『マリリン・モンロー 瞳の中の秘密』(監督:リズ・ガルパス/配給:ショウゲート)のプレミアイベントに登場した。
鈴木は、水のトラブルなどで延期になっていた婚約者との同居生活がいよいよ明日24日から本格的に始まるそうで、一発目の手料理のメニューは、「トン汁、お味噌汁、しょうが焼き」と豚づくしで、母親から教わって“修行中”という手料理を振舞うと明かした。
1950年代、時代のセックス・シンボルとして世界中を虜にした女優で歌手のマリリン・モンロー。わずか36歳で謎の死を遂げてから、没後50年が経って初公開されたモンロー自筆の文書などを基に、彼女の人生を綴ったドキュメンタリー映画。
ほくろを書き、髪を巻いてアップにし、真っ赤なルージュをひき、黒のロングドレス姿と、モンロー風で登場した鈴木は、「1回転して」とMCからリクエストされると、フワリと舞ったが、「パンツ見えちゃう~」と、ぶっちゃけ。隣のLiLiCoから「似合ってる、本当に綺麗。しゃべらなければね」と落とされて、プレミア試写会を観に来たお客さんたちを沸かせた。
東京・お台場の「マダムタッソー東京」から借りてきた等身大のマリリン・モンロー像が登場。「触っていいですかぁ?」というと鈴木は、オッパイを触り、「こんなに尖っていたんですね」というと、だんだん下の方に降りていき、あわやの部分まで触りだし、MCと観客をヒヤヒヤさせた。
一方のLiLiCoは、「『ハッピーバースデー・ミスタープレジデント』(1962年5月19日に当時のアメリカ合衆国大統領であったジョン・F・ケネディの45歳の誕生日を記念して行われた祝賀会の衣装で、『ハッピーバースデー~』は、その時に、モンローによって歌われた歌)を意識しました」と、ゴールドのタイトミニワンピで登場。
10才の時に(厚さ)7センチもある自伝を読んだというLiLiCoは、「セクシーさより悲しさを感じた。自伝を読んでいたのに知らなかったことがいっぱいあった。一番の役がマリリン・モンローで、ノーマ・ジーンのままで亡くなる日までいたんだろうなぁと。劇中で、鏡の中のマリリン・モンローを見つめているシーンが好き」と、感想を。
鈴木は、「凄く努力家。綺麗で学ぶことたくさんありました。マリリン・モンローさんは、スカートがヒラヒラとなるのは知っていたんですけど、中身は知らなかった。生き様だったりが全部が見えて、雲の上の存在だと思っていたんですけど、悩みだとか、同じ人間なんだというのが、この映画を通してわかりました。もっと努力しようと思いました」と、感動しきり。
今、婚約中の鈴木が努力しているのが「花嫁修業」。特に、愛されるために料理を頑張っているそうで、「お母さんから、ナメコと豆腐のお味噌汁やハンバーグを教えてもらってます」と、料理の特訓中だという。
そんなウキウキの鈴木に対し、「(セクシーな衣装を)誰に見せたいですか?」と、報道陣がツッコまれたLiLiCoは、「いねぇーよ、誰も。今はあんな野獣みたいな女が(恋に)冷めちゃって。冬より早く冬眠しております。恋したいですね。奈々ちゃんのパワーをいただきたいね」と、羨ましがった。
6年間の結婚経験があるLiLiCoに鈴木は、「結婚て、何が大切ですか?」と、秘けつを聞くと、「それわかっていたら(結婚生活)やっていたんでしょうね」といいつつ、「信頼よ」と、真面目に答える。鈴木は、「深いですね」と、先輩からのアドバイスに感心しきりだった。
また、2人は、片方のヒールを6ミリ削り、わざとヒールの高さを不揃いにすることで、セクシーに魅せるように歩いたモンロー考案の“モンローウォーク”にも挑戦した。
10月5日全国ロードショー