女優・木村文乃(25)が20日、東京駅の八重洲口の『グランルーフ』オープニングセレモニーに出席した。
5年間の工事期間を経て、東京の新たなランドマークとして八重洲口に完成した巨大ルーフバルコニー。高速バスの待合所のほか、日本全国各地を代表する飲食店全15店舗が入る豪華なものとなっている。今回、木村は11月22日より公開される6つのショートラブストーリー映画『すべては君に逢えたから』(監督:本木克英/配給:ワーナー・ブラザース映画)への出演や、JRの『行くぜ、東北。』キャンペーンキャラクターを務めていることから参加となった。
紫色のドレス姿で登場した木村は、同所について「毎年のように新しいものができていて進歩していますが、古き良きものを忘れない。この大きな屋根に守られてたくさんの人の出会いの場所になれたら素敵だなと思います」と、メッセージを寄せた。
本作ではJRバックアップの下撮影されたが、東京駅構内で深夜に撮影されたそうで、木村は「終電後に朝まで撮影して、誰もいないホームに特別ダイヤで新幹線を運転してもらったり、駅職員の方やいろんな人に本当に助けられました」と、感謝とともに振り返る。
劇中で木村は俳優・東出昌大(25)演じる男性と遠距離恋愛するという設定だが、「遠距離恋愛の経験はないので、逆に新鮮でした。どんな風なんだろうと思っていましたが、会いたいという気持ちを重ねて会うと、好きとか会えて嬉しいとかより、体の心配の方に行っちゃうんだなと思いました」と、感じたことを明かすことも。自身がもし遠距離恋愛をしたらできそうかと尋ねられると、「どうかな~」と、かわすことも。
クリスマスの思い出については、「撮影中でしたけど、メイクさんとかとモールで歩いていてなかなかできない体験でした」といい、「理想のクリスマスは男性?」と問う報道陣に「そんなクリスマスを過ごせたら芸の肥やしになると思いますね」とのみ話していた。
また、国内旅行で、自身が新幹線を使って旅をするときには「シューマイが大好きなので、お弁当を買います。それとお茶を買って、過ぎゆく景色を見て日本って素敵だなと思いますね」と、自身ならではの楽しみ方も話し、「3人家族なんですけど、スキーの旅行で行ったりしましたね」と、プライベートも東京駅の思い出とともに語ることとなった。
「これからどんどん人肌恋しい季節になると思いますけど、大切な方と一緒に観てください」とPRがあった、映画『すべては君に逢えたから』は11月22日より新宿ピカデリーほか全国ロードショー!