俳優・石田純一（59）とその妻でプロゴルファーの東尾理子（37）が21日、都内で『ワンスプーンヨーグルト料理バトル』イベントに登場した。
イベントは『ワンスプーン（スプーン一杯）のヨーグルトを取り入れた生活を』という主旨で石田と東尾が「蒸し鶏に合うヨーグルトソース」、「パンケーキに合うヨーグルトソース」2つのお題を元にそれぞれ考案したレシピを調理し一般の親子にジャッジしてもらいどちらの料理が美味しいか決めるという内容となる。
石田はオフホワイトのジャケットにチェックのパンツにいつも通り“裸足“にローファー。東尾は黄色で統一したトップスとパンツ姿で登場。ブログでも料理を披露している東尾は「対決は主人ですよね～ハンデいらないですか～？」と余裕の表情。
対して石田は、「ハンデ2枚ください！」と提案をすんなり受け入れ、なんとも弱気な姿を見せる。しかし、東尾は容赦ないようで、「負けられないです！本気で勝ちにいきます！本気です！本気です！」と戦闘モードで、「料理はしないんですけど、美味しいものを一杯食べています～」と、石田も自身の舌が肥えていることをアピールし応戦。
すると東尾が「味は詳しいし、うるさいし、手強いですね～」と料理バトルの前に火花を散らす。石田はジャケットを脱いで『よしっ』と気合いを入れ青のメンズエプロン姿に、東尾は赤のエプロン姿になりそれぞれ調理がスタート。東尾は「正直、主人が何を作るか知らないですよ…こっそりお互い考えていて～」と、水面下でも対戦。石田は東尾が何を作るのか気になるようで序盤から、チラ見。MCにツッこまれ「カンニングしてないですよ～」と慌てていた。
MCとのトークで饒舌になる石田に「ちゃんと手動いてる？」と東尾からピシャリと言われ、「あっハイ」と素で返事をする姿に笑いが起きる。さらに、東尾がヨーグルトにショウガを入れようとした矢先に石田が「ショウガないな～」とまさかのオヤジギャグで沈黙する会場。東尾が「えっ…ほっといってください」と軽くあしらうなどバトルというより、日頃の夫婦生活の一場面を見ているようなホノボノした展開に。
それぞれ調理を終え石田は「イタリア風オニオンヨーグルトソース」と「メープルナッツヨーグルトソース」を東尾は「タイ風ジンジャーヨーグルトソース」と「クリーミーフルーツヨーグルトソース」と名付け出来に関しては石田は「想像以上に美味しいと思う！1＋1は2じゃないんです！4なんです！」と自信ありげ。審査員からも「栄養バランスもきちんと考えていて、さすがだなと思いました」と絶賛されていた。
いざ試食がはじまり、2人とも「美味しい？」「おじちゃん一生懸命作ったんだよ～」と話しかけるなど、特に子どもたちの反応が気になる様子を見せつつ、いよいよ結果発表では、「蒸し鶏に合うヨーグルトソース」の勝者は石田となり「やった！ビックリした！来て良かった～」と、笑顔。「パンケーキに合うヨーグルトソース」の勝者は東尾が勝ち取り、仲良く1勝1敗の引き分けとなった。
囲み会見で石田は「こういうところで料理作るのは初めて」と、言うと東尾が「料理って言わない！あれは！」といきなりのカウンターパンチに「ああ～そうですか」と平謝りで、報道陣は大爆笑。
喫茶店でのアルバイト経験がある石田が作った今回の料理の味について東尾は「喫茶店では皿洗いしかしてなかったと聞いてたんで、どっから出たんだでしょうね～」とチクリ。今回1勝1敗の結果に終わったことについて東尾は、「あえて大人向けのピリ辛味にして、大人でも食べられるようなヨーグルトを作ったので大丈夫です」と、試食の段階でも何度も試作したことを明かし大人向けヨーグルトソースは狙い通りだったという。そこへ石田が「正直どちらもうまかったです！両方とも負けたと思いました。自分のもコクがあって自信があったんですが理子の食べたら『すっげぇ～うまいな～』と思って負けたと思いました」と、敗北宣言。
話題が息子の理汰郎くんに向くと石田は「ワンスプーンレシピを参考に理太郎にも食べさせたい！」と絶賛。また最近のワンパクぶりに服を汚されたエピソードを話すなどイクメンぶりで、これからは『家族のためにも』簡単な料理はやってみたいという石田に東尾は「片付けが大変そう…でも、味付けは大好きなので、2人でポテトサラダの味付け勝負とかしてたから、またワンスプーンレシピで勝負したいですね」と語っていた。
また、この日石田は焼けした様子を見せていたが、「ゴルフで！」と答えると東尾は「誘われなかったです！」と即答。報道陣から「どなたと？」とあらぬ方向へ話題が飛んだが、「ちょっと、あのテレビ局の社長さんと…」答えるものの、東尾が「そのゴルフは知っているけどもう1回は朝起きたらいなかったです。『あれっいない』って」とさらなる燃料投下に石田は「朝、庭を掃除してたら…天気いいからゴルフ行こうかってなりました」としどろもどの回答で終始笑いの絶えないものとなった。
