AKB48の“まゆゆ”こと渡辺麻友(19、チームA)とSKE48の“ゆりあ”こと木崎ゆりあ(17、チームS)が11日、都内の明治学院大学で『JOIN! 赤十字は、あなたの力を待っている。』記者発表会に登場。学生ボランティアと協力して炊き出しを行った。
日本赤十字社が行う今年の新キャンペーンは“JOIN!”がテーマ。3年連続赤十字オフィシャルサポーターを務めるAKB48が出演する新CMは『恋するフォーチュンクッキー』のカップリング曲『愛の意味を考えてみた』とともに渡辺とSKE48松井玲奈が病院で読み聞かせを行う『JOIN! 病院ボランティア』篇、高橋みなみとHKT48兒玉遙が救急法を実践する『JOIN! 救急法の講習』篇、SKE48松井珠理奈とNMB48山本彩が炊き出しに挑む『JOIN! 防災ボランティア』篇の3本(http://www.jrc-akb48.jp/cm/)。いずれも今日から全国で放送される。キャンペーンの公式サイトはこちら(http://www.jrc-akb48.jp/)。またgoogle+上でのフォトコンテストも合わせて行われる。
ジーンズに赤いTシャツの渡辺は「今年のテーマは“JOIN!”です。みなさんも赤十字の活動に協力していただけたら嬉しいです」とアピール。CMでは小さな男の子を抱きしめる姿が印象的。「絵本の読み聞かせを体験したんですけど、最初はどう接していいのか不安もあったんです。でも本当に無邪気でいい子だったので心の底から楽しんで読み聞かせをできました。初めてだったんですけど、子供たちも興味津々でした。自然な表情に注目していただけたら」と笑顔で語った。木崎は「昨年AED講習会に参加しました。今年はボランティアにたくさん参加できたら」と意気込んだ。
ステージには明治学院大学のボランティア組織『明学レッドクロス』のメンバーも登壇し活動内容を報告。渡辺は「赤十字の活動は誰でも参加できます。できることから参加してみましょう。JOIN!」と呼びかけた。
中庭に移っての炊き出しでは塩むすびと岩手県の郷土料理・吉里吉里(きりきり)のこまこま汁を配膳。渡辺は「炊き出しは初めての経験なんですけども、がんばりつつ楽しみたいと思います」と語り、木崎も「みんなでがんばって作った炊き出しなので、みなさんで美味しくいただいてもらえたらいいなと思います」と語った。
さっそくエプロン姿に頭巾をかぶった渡辺は木崎と共におにぎりを作った。渡辺は形にこだわるようで、器用に塩を手に取ると、比較的固めにきっちりと三角形にご飯を結んだ。出来上がったこまこま汁に「具沢山で美味しそう!」と歓声をあげながら、そのままのエプロン姿で料理を盛りつけた。
この日都内は最高気温38度の猛暑。渡辺と木崎はうっすらと汗を浮かべながらも、握手会さながらに笑顔を絶やさずに集まった学生たちに配っていた。木崎は「こうやっておにぎりはお腹を満たすだけじゃなくってみんなの心も温かくしてくれるんだなと思いました」と爽やかな笑顔。渡辺は「ボランティアの現場には若いパワーが必要なんだなと思いました。いざという状況の中、大人数の料理を作るにはみんなのチームワークと日頃の訓練が大切なんだなと思いました」と“JOIN!”を訴えた。