現在放送中で人気のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』による県内の経済波及効果について、岩手銀行系のシンクタンク、岩手経済研究所(盛岡市)は、32億8400万円に上るとの試算をまとめたことが分かった。
同ドラマは岩手県久慈市などがロケ地となっているが、今春の大型連休中の観光客数を基に、本年度、久慈市を訪れる観光客数を試算。平成23年度の約2倍の68万8000人になると見込んだ。
11日付のサンケイスポーツ、デイリースポーツ各紙が報じており、同研究所は「『あまちゃん効果』を一過性にせず、県として今後につなげる取り組みが必要」と指摘しているという。