お笑いトリオ『パンサー』の尾形貴弘(36)、向井慧(28)、菅良太郎(31)が7日、都内で行われた映画『マン・オブ・スティール』(監督:ザック・スナイダー/配給:ワーナー・ブラザーズ映画)の公開を記念した夏休み特別イベント『俺たちこそが、スーパーマン！』に作曲家のヒャダイン(33)とともに出席した。
クリストファー・ノーラン製作、ザック・スナイダー監督という最強タッグにより完成されたエンターテイメント超大作。いまや世界中で有名なヒーロー・スーパーマンがどのような運命のもとに生まれ、どんな少年時代を送り、スーパーマンになっていったのか。2人の天才クリエイターにより、ヒーローの全貌が明かされ、すでに世界各地で6億3000万ドルを越えるメガヒットを記録している。
いよいよ今夏、日本でも公開されることを記念し、“お笑い界のスーパーマン”と“音楽界のスーパーマン”がゲストとして登場。MCを向井が務める形式でイベントは進行し、スーパーマンの大ファンというヒャダインは、帽子とTシャツを自前のスーパーマングッズで揃えるという気合の入りようだ。
スーパーマンの“S”にちなんで、向井が「司会のS」、菅が「静かのS」、ヒャダインが「作詞、作曲のS」と、それぞれ自分にちなんだSを定義したが、尾形は「サンキュー！のSです」と、自身のギャグにちなんでアピール。しかし、サンキューの頭文字はSではなく、Tから始まるため、周囲が一斉に尾形にダメ出し。さらに菅が「スベるのSでいいんじゃないですか」と、容赦なく突っ込みを入れた。
この日会場に集まった一般客からの様々な悩みに答えるコーナーもあり、「男運がない」という高校2年生の女子からの悩みには、尾形がすかさず「僕みたいなスーパーマンはどうですか？」と押してみるも、「嫌です」とお断り。ヒャダインから「浮気するじゃないですか」とチャチャを入れられた尾形は、「何で浮気ってやめられないんでしょうね～」と、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系、火曜・午後9時～)のドッキリ企画のキャラそのままに語っていた。
この女子生徒は実はヒャダインのファンで、生のヒャダインと握手をかわし、歓喜の様子。ヒャダインが「一生懸命勉強して、学生生活を送っている人が好き」と明かすと、女子生徒は「さぼり気味です…」と、テンションが低くなったが、「スーパーマンもかっこよかったけど、ヒャダインさんのほうがかっこよかったです」と、ヒャダインにゾッコンだった。
また、「スーパーマンのような元気なメンタルが欲しい」という一般女性は、なんと尾形のファンを公言。これに気をよくした尾形が身体を張ったギャグをやってみせるも、場内が寒い空気に。これに女性が「よかったです」と感想を言うと、当のスベった尾形も「うそつけ！」と、汗をダラダラ流しながら突っ込んでいた。
イベントの最後に、菅が「皆さんそれぞれ自分の中のスーパーマンを見つけましょう」と呼びかけると、対照的に尾形は「俺はその人が誰かのスーパーマンになってほしい」と主張。向井が「だとすると、尾形さんはいま8人ぐらいのスーパーマンじゃないですか？」と、尾形の8股疑惑を暗示すると、尾形は「いまスーパーマンとして(恋人が)8人います。いや、冗談ですよ！」と必死に否定する。だが、「いろんなとこ飛びまわるから、スーパーマンですよ！」と、疑いたくなるような発言を残した。
その後の囲みでも、「スーパーマンになってしたいことは？」と聞かれた尾形は、「僕はナンパですかね。スーパーマンだったら絶対モテるでしょ。9人目を探して、アメリカ人なんていいんじゃないですか。自分はスピードと性欲ありますから」と相変わらず。尾形は「俺はスベるキャラじゃないよ。ウケキャラだよ！ そんなヤツが『スーパーマン』の告知なんかできないよ」と、“ウケキャラ宣言”したが、それでも周囲の反応がイマイチだったため、すぐさまウケキャラを撤回していた。
8月30日より、新宿ピカデリーほか全国公開。3D、2D同時上映。
